新生活は何かと物入り。Macを買うなら1円でも安く済ませたいものです。「家電量販店はポイントがつくから実質値引きされるけど、アップルストアは定価でしょ?」。いえいえ、意外とアップルストアでも製品を安く購入する方法があるんです。
アップルでは各種割引サービスが用意されており、対象者であればアップルストア(オンライン含む)で定価よりも安く購入できます。
学生や学校の先生などが利用できる割引で、MacとiPadが対象です。大学、高専、専門学校の学生だけでなく、それらの教育機関へ進学が決定した高校生や、浪人中の予備校生にも適用されます。
「俺いいオッサンだしサラリーマンだし関係ねぇ」といった方も、PTAの役員であれば割引対象となります。Macが安く買えるなら、大変なPTA活動も請け負えそう?
この割引では、Macなら1万円〜2万円程度安くなりますが、Macは年間1台、iPadは年間2台までといった購入制限や、転売禁止などのルールが定められています。アップルストアで購入する場合は、念のため身分証を持参しましょう。
省庁職員などの国家公務員、警察官や消防官、地方公共団体職員などの地方公務員が個人購入する際に利用できる割引サービスです。学生・教職員割引と違い、iPod touchやApple TV、関連アクセサリなども安く買うことができます。割引率は4%〜8%程度。
オンラインストアの「Apple Store for Government」から注文した場合、身分証の写しをFAXで送付するといった身分証明が必要な場合があります。こちらも転売禁止等のルールがあるため、購入前にご確認を。
そしてもう1つ、もしどちらの割引にも当てはまらないし他店のほうが安く買える、でもやっぱり直営店で購入したいんだ! というときは、スタッフに声をかけてみましょう。顧客とのコミュニケーションを大切にするアップルストアのスタッフなら、相談に乗ってくれるかも?
アップルオンラインストアでは、店頭商品、返品商品などを修理整備し、「アップル認定製品」として再販売しています。
製品のカスタマイズはできませんが、新品並みの品質となった商品を1〜2割安く買うことができます(カスタマイズ済みモデルが販売されることはある)。
例えば、2014年4月発売の13.3インチMacBook Air(1.4GHzデュアルコアIntel Core i5)であれば、通常よりも1万4900円安い8万3900円(税抜)で出品されています(3月6日現在)。
また新品製品同様のサポートを受けられるのも魅力の1つ。1年間の特別保証がつくほか、「AppleCare Protection Plan」をオプションで購入すれば、2〜3年間(製品による)の無償保証がつけられます。
人気モデルはすぐなくなってしまううえ、出品される機種もまちまちなので、新生活ですぐに必要な製品を買うのであれば不向きな方法です。まず必要なぶんだけ新品を買っておいて、残りは徐々に整備済品でそろえていけば、おトクに部屋をアップル色に染められそうですね。狙っている機種があれば、TwitterやWebメディアなどでこまめに情報収集しておく必要があります。
新生活のスタートに、あなたのパソコン回りも一新してみてはいかがでしょうか。
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