4月1日、書籍「ジョナサン・アイブ」(リーアンダー・ケイニ―著、日経BP社)の公式プロモーション動画が公開されました。本をなめまわすようなカメラワーク、白い背景の中で製品のこだわりを語る男性、元ネタは間違いなくアレですね!
本家となるアップル新製品の紹介動画でたびたび登場するのが、まさしく今回の書籍の主役であるジョナサン・アイブ氏。iPhoneやiPad、iMacなど主要なアップル製品を生み出してきた天才デザイナーは、プロモーション動画で新製品の美しさや哲学を伝える姿も印象的です。
その彼へなぜか濃厚な広島弁でアテレコしたのが、広島県民でアップルファンのNyoho(@NeXTSTEP2OSX)さん。Nyohoさんは2010年にiPadの紹介動画に広島弁で吹き替えたことをきっかけに、以後全14作にわたる「広島弁吹き替えシリーズ」を製作しています。
特に13作目の「iどーもくん」吹き替え動画では、製造元のNHKエンタープライズからTwitterで直接オファーがあり、公式PVとして公開。当時広島市中心部のデオデオ店頭で、このビデオが流される現場を筆者が目撃したときは盛大に笑いました。
そして今回、書籍の序文を手がけ、動画では企画・台本・編集を担当した林信行(@nobi)さんが、エイプリルフールに合わせて「ジョナサン・アイブ」本の広島弁CMを製作を企画、実現に至ったとのこと。
iどーもくんのオファーのきっかけも、林信行(@nobi)さんや「おしりかじり虫」などで有名なうるま(@Uruma)さんによるツイートがきっかけ。約2年の時を経て、新たなコラボレーションが生まれたんですね。
今回の動画は、アップルデザイン部門副社長の公認ではなく、あくまでも同名の書籍の公認です、とのこと。広島弁シリーズはえらいようけの人に話題になっとるし、ぶちおもしろいけぇ、いっぺん見てみんさいや。
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