4月10日、12型液晶ディスプレイを搭載した薄型モバイルノートPC「新しいMacbook」が発売された。ただし、既報の通り、現時点では直営店であるアップルストアの店頭には実機がなく、オンラインのApple Storeでのみ購入できる状態だ。筆者の回りでも、喜び勇んでアップルストアに買いに行ったら買えなかったという落胆の声が聞こえてきている。
店頭でも購入できず、オンラインで注文した場合でも配送には少なくとも1日はかかる。特に1〜3営業日の出荷となっているシルバー以外の、ゴールドとスペースグレイはすでに出荷予定日が3〜4週となっており(4月10日午後6時過ぎ時点)、手元に届くにはまだ時間がかかりそうだ。
そんな中、PC USER編集部では新しいMacBookのゴールドモデルを緊急入手。早速開封していこう。実は色々と変わっている部分があるのです!
真っ白な下地にMacBookの写真が入ったシンプルで美しいデザイン。アップル製品は箱まで美しい。やはりここでもゴールドカラーのMacBookがプリントされている。つまり、新しいMacBookではカラーバリエーションにあわせて3種類の箱が用意されていることになる
従来製品との箱の大きさ比較。上から「MacBook」「MacBook Air」「MacBook Pro」。液晶ディスプレイの画面サイズは順に12型、11型、13型だが、最もフットプリントが小さい新しいMacBookは、さらに箱が小さくなっている。箱の高さも低い
先ほど触れた半透明のシートは、外装だけでなく、ACアダプタや電源ケーブルを覆うものと同じ素材。電源は本体側のUSB Type-CからACアダプタ側のUSB Type-Cにつなぐ。従来のACアダプタは使い回しができない
MacBook Proなど従来モデルで使われている保護シートとは違うことが分かる。開封した瞬間、一見ビニールがないように見えることからも分かるように、この半透明のシートは酸化皮膜処理されたアルミの質感とよく似ている。従来は透明なビニールに外光が映り込みやすかった。もしかしたら、箱を開けたときに目に飛び込んでくる製品の姿が“それそのものである”という体験を目指して変更したのかもしれない(アップルのデザインにかける情熱が他の追随を許さないことに異論の余地はないが、やや病的ですらある……)
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