まだ自撮り棒で消耗しているの? 人前で堂々と使える「自撮りレンズ」の時代がやってきたなんだか“ワイドな”ヤツを試してみよう(1/2 ページ)

» 2015年04月29日 07時00分 公開
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 セルフィーの流行はとどまることを知らず、家電量販店に行くと自撮り棒がずらりと並んでいる。これまで、オーソドックスな4段階伸縮型の自撮り棒や、全長84.5センチでフレキシブルタイプの自撮りアームなどを紹介してきたが、やはり人前で使うには抵抗があり、常に羞恥心と戦ってきた。さらに、最近ではほかの参加者に迷惑がかかることを懸念してか、Appleの年次開発者会議「WWDC15」や東京ディズニーランドでの使用が禁止されるなど、自撮り棒に逆風が吹いている。

 そんな自撮り棒に代わり、よりお手軽にセルフィーができるのが上海問屋の「スーパーワイド自撮りレンズ」(DN-12953)だ。拡大倍率0.4倍の広角撮影ができ、集合写真や1人旅での自撮り写真に役立つ。レンズ口径は30ミリ、重量は約30グラム。脱着が簡単なクリップ式で、機種を問わず利用できる。レンズキャップとポーチが付属するため、持ち運びにも便利。価格も999円(税込、送料別)とお手頃だ。また、期間限定セールを行っており、4月29日8時59分までは799円で購入できる。

photo レンズ口径30ミリの「スーパーワイド自撮りレンズ」
photo インカメラにも装着できる
photo クリップ式なので脱着は簡単
photo レンズキャップとポーチが付属する

 自撮り棒に比べて、以下のようなメリットとデメリットがある。

自撮りレンズのメリット

  • コンパクトで持ち運びが簡単
  • 人前で堂々と使える
  • 狭い場所でも使える
  • 人混みで使っても迷惑にならない
  • メインカメラとインカメラの切り替えが簡単

自撮りレンズのデメリット

  • 正しい位置にレンズを装着する必要がある
  • ケラレ(4隅に写る黒い影)が発生する可能性がある
  • ゆがみが発生する
  • ケースの厚さやカメラの位置によって装着できない場合がある

 実際に自撮りレンズを使った場合と、使わなかった場合の写真を比べてみよう。その違いは一目瞭然。

photophoto 通常の「iPhone 5」カメラで撮影(写真=左)。レンズを装着。広い角度で撮影できた(写真=右)
photophoto 飲み会の集合写真も、自撮りレンズがあれば大人数でも大丈夫(右がレンズ使用時)
photophoto 通常のカメラでアップ撮影(写真=左)。自撮りレンズではゆがみが発生する(写真=右)
photo 正しい位置でレンズを装着しないと、ケラレが発生してピントも合わない

 広角レンズを使うと遠近感を伴うゆがみ(パース)が生じる。画面端ほど大きくパースがかかり、端から中心に向かって収束していくので、風景や建築物、ローアングルからのカットなどを撮ると面白い写真が撮れる。というわけで、ほかの作例も見ていこう。

photo パースがかかって端にある建物ほどゆがんで見える
photo 広く風景を収めるときに便利
photo 広場全体を撮影できる
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー