NTTドコモが、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のタブレット「Xperia Z4 Tablet SO-05G」を7月下旬に発売する。
Xperia Z4 Tabletは、ワイドQXGA(2560×1600ピクセル)の10.1型ディスプレイを搭載したLTEタブレット。10型クラスのタブレットでは世界最薄となる厚さ約6.1ミリを実現した。重量も10型クラスで「世界最軽量」とうたっているが、数値は現時点では未定(グローバルで発表されたLTEモデルは約393グラム)。前モデル「Xperia Z2 Tablet」より額縁を左右約30%、上下約17%削減することで、Z2 Tabletの約6.4ミリ、約439グラムからさらに薄く軽くなっている。
背面にはガラス、4つのコーナーにステンレスを用たボディはIPX5/IPX8の防水とIP5Xの防じんをサポート。Micro USB端子はキャップレスなのでスムーズに充電ができる。OSはAndroid 5.0(Lollipop)を採用した。カラーはWhiteとBlackの2色。
プロセッサは、Qualcommの64ビット対応、2.0GHz/1.5GHzのオクタコアCPUを採用。下り最大225Mbpsの「PREMIUMU 4G」や、複数のアンテナでさらに高速でWi-Fi通信ができる「MIMO」を採用。バッテリー容量は6000mAhで、最大約17時間の映像を連続で再生できるという。
本体単体でハイレゾオーディオを再生できるほか、ハイレゾを含む高音質な音源をワイヤレスで楽しめるBluetoothのコーデック「LDAC」にも対応した。圧縮音源をハイレゾ相当にアップグレードする「DSEE HX」や、デジタルノイズキャンセリング機能もサポートする。
視野角80度の510万画素インカメラを搭載しており、複数人が参加するビデオチャットでも活躍しそうだ。日本語入力ソフト「POBox Plus」には、タブレットならではの大画面を生かし、新たに五十音キーボードを採用した。録画対応のワンセグとフルセグや、VoLTEでの通話も利用できる。
ノートPCとしての用途も想定し、0〜130度まで角度を調節できるBluetoothキーボード「BKB50」をオプション品として用意。オンライショップのdocomo selectで販売する。キーボードにはタッチパッドも搭載し、F6〜F10キーを用いたカタカナと英字変換にも対応している。重量は約365グラム。
機種名 | Xperia Z4 Tablet SO-05G |
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メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
OS | Android 5.0 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon MSM8994/2.0GHz+1.5GHzオクタコア |
メインメモリ | 3Gバイト |
ストレージ | 32Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(128Gバイト) |
ディスプレイ | 約10.1型ワイドQXGA TFT液晶 |
解像度 | 2560×1600ピクセル |
連続通話時間 | 未定 |
連続待受時間 | 未定 |
バッテリー容量 | 6000mAh |
メインカメラ | 有効約810万画素CMOS |
インカメラ | 有効約510万画素CMOS |
ボディカラー | White、Black |
サイズ | 約254(幅)×167(高さ)×6.1(奥行き)ミリ |
重量 | 未定 |
発売予定日 | 2015年7月下旬 |
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