クーラーマスター、カスタマイズを重視したPCケース「MasterCase 5シリーズ」発表このPCケースを完成させるのはあなた

» 2015年09月15日 19時28分 公開
[長浜和也ITmedia]

豊富なオプションと自由なレイアウトが特徴

 クーラーマスターは、9月15日にPCケースの新シリーズ「MasterCase 5シリーズ」を発表した。出荷開始は9月18日の予定だ。MasterCase 5シリーズは対応パーツを利用することでPCケースのシャドウドライブ、クーラーユニット、フロントパネル、トップパネルをユーザーの利用目的と好みに合わせてカスタマイズできる。

 MasterCase 5シリーズのラインアップでは標準で付属するパーツの種類によって異なるモデルを用意する。9月18日に出荷するのは「MasterCase 5」と「MasterCase Pro 5」だ。実売予想価格は税別でそれぞれ2万円前後と2万4000円前後。

専用パーツでカスタマイズできるPCケース「MasterCase 5」シリーズで上位モデルの「MasterCase Pro 5」

下位モデルの「MasterCase 5」

 パーツは別売りもする。「Side Window Kit」はMasterCase 5シリーズのサイドパネルをアクリルウインドウにするパーツだ。「Top Cover Kit」は天板に取り付けるカバーで、MasterCase 5シリーズ専用の水冷キット冷却水タンクを収容できるようにデザインしている。3.5インチHDD Bracket 3-Bayは3.5インチサイズドライブベイ3基を内部に増設する。同様に、3.5インチHDD Bracket 2-Bayは2基の増設が可能だ。ドライブベイパーツでは、2.5インチ SSD Bracketも用意する。税別の実売予想価格は、それぞれ3700円前後、2600円前後、2300円前後、2100円前後、700円前後。

MasterCase 5シリーズは多様なオプションパーツを使ってカスタマイズが可能だ。ユーザーの環境に合わせてドライブベイやファンを追加できるだけでなく、収容するパーツやクーラーユニットと干渉しない自由な取り付けも可能な機構を用意している

 クーラーマスターは、MasterCase 5シリーズのコンセプトについて、自作PCにおける作る楽しさを主眼に置いていると説明する。自由度の高いシステム構成を可能にするため、「FreeFromモジュラー設計」と呼ぶ方式を取り入れ、ジョイントパーツの採用と冷却ファンの固定範囲を拡大することで、カスタマイズとアップグレード、調整機能の実装を実現した。

 カスタマイズ性では、アクリルのサイドパネルやフード状のトップパネルを用意して見た目の印象も変更できるようにしたほか、取り外し式のシャドウベイパーツで、ストレージの搭載台数を増やして大規模RAIDの構成や、ハイエンドグラフィックスカードや大型クーラーユニットと干渉しないようにシャドウベイを取り外すこともできる。

 MasterCase 5用パーツは、ケース内部で取り付け場所を自由に調整できる「クリップ アンド クリックパネル」を採用するので、搭載する拡張カードやデバイス、クーラーユニットのサイズによってレイアウトを自由に変更できる。フロントパネルやリアパネルのケースファンの設置場所も変更できるので、内部のエアフローを考慮したレイアウト調整も可能だ。

 MasterCase 5とMaster Case Pro 5の主な仕様は以下の通りだ。

製品名 MasterCase 5 MasterCase Pro 5
カラー メタリックダークグレイ(外装)、ブラック(内装)
材質 SECC、プラスチック
重さ 10.6キロ 10.7キロ
サイズ 235(幅)×548(奥行き)×512(高さ)ミリ 235(幅)×548(奥行き)×512(高さ)ミリ
フォームファクタ ATX、micro ATX、Mini-ITX
拡張スロット 7 7
ドライブベイ 5.25インチ×2基、3.5インチ×2基、2.5インチ×2+2基 5.25インチ×2基、3.5インチ×5基、2.5インチ×2+5基
インタフェース USB 3.0×2基、オーディオ USB 3.0×2基、オーディオ
付属ケースファン フロント140ミリ、リア140ミリ フロント140ミリ×2基、リア140ミリ
対応ケースファン フロント120/140ミリ×3基、トップ120/140ミリ×2基、リア120/140ミリ フロント120/140ミリ×3基、トップ120/140ミリ×2基、リア120/140ミリ
対応水冷ラジエータ フロント240/280ミリ、リア120/140ミリ フロント240/280ミリ、トップ240ミリ、リア120/140ミリ
サイドパネル スチールパネル アクリルウインドウパネル

カスタマイズを重視したオプションを多数開発中

 発表当日にクーラーマスターが行った説明会では、現在開発中のオプションパーツや、MasterCase 5シリーズの上位モデル「MasterCase Maker 5」の展示も行っていた。

水冷ユニットの「MasterLiquid Maker」 冷却水タンクはトップパネルの「Top Cover Kit」に収容できる

空冷ユニットの「MaterAir Maker」は左右のファンをスライドして高さを変えることができる

ノートPCのスタンド兼用クーラーユニット「MasterPal Mobile」

クーラーマスターでは、今回出荷するMasterCase 5とMaserCase Pro 5のほかに、フロントパネルに遮音性の高いカバーを備えた「MasterCase Maker 5」も用意している

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  3. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  4. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  5. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  6. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  7. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  8. LGが4K有機EL TVの2026年モデルを発表 映像プロセッサを刷新し120Hz以上の高速表示にも対応 (2026年06月09日)
  9. 高騰中のSSD、品薄のHDD──けれど“最終処分”のニーズは変わらず (2026年06月06日)
  10. 夜間もフルカラーで鮮明に記録できる「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ 5MP」が15%オフの7674円に (2026年06月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー