7月から一般ユーザー向けβプログラムとして提供されてきたAppleの最新OS X「El Capitan」がいよいよ今日、日本時間の10月1日に正式に登場する。
対応機種は2009年以降に発売されたすべてのMac、および2007年と2008年に発売された一部モデル。Mac App Store経由の無償アップデートとして提供される。
El Capitanは、これまでのYosemiteをベースに、2つのアプリケーションをフルスクリーンで表示するSplit Viewや、自然言語による検索をサポートしたSpotlightといったユーザー体験を向上させる数々の新機能を搭載するとともにパフォーマンスも改善。さらに日本のユーザー向けには、クレー(硬筆体)をはじめとする新フォントや、新しい日本語入力方式である「ライブ変換」を搭載しているのが目を引く。
米Appleソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントのクレイグ・フェデリギ氏は、正式版のリリースに際して「El Capitanを使うことによりユーザはMacのことがもっと好きになると思う」とコメントしている。
すでにPC USERでは、WWDC 2015の基調講演から見えてきた最新OSの解説や、林信行氏によるβ版を使った詳細な先行レビューなどを掲載している。以下に記事をまとめているので、これからインストールを始める人は、ダウンロードを待つ間に是非目を通してほしい。
基調講演リポート
先行レビュー
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アップル「WWDC 2014」の基調講演まとめCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.