企業でWindows 10を利用する際のエンタープライズ機能もNovember Updateで強化されている。その中の1つである「Windows Update for Business」は、Windows Updateを企業ユース向けに拡張したもので、グループポリシーを設定するとアップデートのタイミングをコントロールすることができる。本機能はシステムセンターといった既存の管理ツールとの統合も検討されているという。
業務アプリを企業内で配信、管理することができる「ビジネス向けWindowsストア」も実装。プライベートストアで企業アプリを管理することができる。
他にもモバイルデバイス管理(MDM)機能や、複数のデバイスでWindowsの設定をローミングできる「Azure Active Directory Join」、セキュリティの強化といった法人向け機能もNovember Updateのタイミングで拡張、強化が進められている。
また、個人のデータと企業のデータを分離して後者のデータを保護する「Enterprise Data Protection」機能は、近日中にWindows Insider Programでリリース予定だ。
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