世界初のXeon搭載17.3型ノートPC「ThinkPad P70」――ワクワクする怪物マシンの実力を徹底チェックモバイルWSに注力するレノボ(5/5 ページ)

» 2016年02月02日 16時45分 公開
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バッテリー駆動時間は?

 バッテリー容量は8セル96ワットアワー(リチウムイオン)。Webブラウズとテキスト入力を想定したBBench 1.01におけるバッテリー駆動時間の計測では、満充電から残り5%で休止状態に入るまで8時間23分動作した。カタログ公称値(6.5時間、JEITA 2.0測定法)を超える駆動時間であり、ノートPCとしても実用的に使えるスタミナを備えている。

バッテリーパックは取り外しが可能だ バッテリーパックは取り外しが可能だ
ThinkPad P70 「ThinkPad P70」

ベンチマークテストの概要

  • バッテリー駆動時間テスト
    1. BBench 1.01

※電源プラン「バランス」+輝度40%固定+無線LAN接続+Bluetoothオン。BBench 1.01にて「60秒間隔でのWeb巡回(10サイト)」と「10秒間隔でのキーストローク」、WebブラウザはInternet Explorer 11を指定し、タブブラウズはオフ。満充電の状態からバッテリー残量が残量5%で自動的に休止状態へ移行するまでの時間を計測。ハードウェア情報ツールHWiNFO64によると、Designed Capacity96000ミリワットアワー、Full Charged Capacity97480ミリワットアワー、Current Capacity97730ミリワットアワーから測定した。



まとめ

 ThinkPad P70の魅力は、何といっても安定稼働によるハイパフォーマンスだ。P70を活用すれば、4K映像編集作業などデスクトップWSでしか処理ができず、オフィス内に限定されていた高負荷の作業が、屋外、例えばロケ現場で直接確認、編集するといったことも可能だろう。単なるデスクトップWSのリプレースだけでなく、ユーザーのアイデア次第で、ワークスタイルに変革をもたらすことができるマシンだ。

 また、ハイパフォーマンス指向のユーザーにも予算の都合がつけば購入候補としてお勧めしたい。P70は直販Webで個人向けサイトには掲載されていないが(記事執筆時点)、個人でも購入できる。

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