公式のiOS版映画予告アプリ「iTunes Movie Trailers」が、日本国内のApp Storeでも配信を開始しました。アプリでは、ハリウッド大作から自主制作映画まで、最新の予告動画をHD画質で視聴できます。なお、日本語には未対応で、国内の配給会社の作品は含まれていません。
映画の詳細ページには、映画の紹介文や予告ムービーのほか、米での公開日、上映時間、公式サイトなどをチェックできます。予告動画は再生時間が表示されるので、スキマ時間を使って見るときに役立ちますね。
Apple TVユーザーであれば、AirPlayを使ってテレビの大画面で予告編を楽しむこともできます。
お気に入りの映画を見つけたら、画面右上のアクションボタンから「Add Movie to Favorites」を選択しましょう。「Favorite」タブに作品が追加され、公開前と公開中に分けられ、好きな作品が一覧表示されます。
人気の予告編を見たいときは、「Top Charts」タブをタップ。人気、興行収入、評価別のチャートが表示されます。評価は米の大手映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」を元にランキングしており、プロの映画評論家による批評をアプリ上で読むことが可能。すべて英語ですが、一般ユーザーのコメントを読むよりも質の高いレビューが揃っており、語学学習に役立ちそうです。
洋画が好きな人や、米でのヒット映画をいち早く知りたい人、英語を勉強中の人などに最適のアプリではないでしょうか。
そしてもう1つ、Appleは1月に純正の音楽メモアプリ「Music Memos」もリリースしています。「ボイスメモ」アプリと同じ要領で、曲のアイデアを高品質な非圧縮オーディオで記録できるアプリです。
メロディーを録音すると、基本的なアレンジを自動的に分析し、トラックにあうコードを表示。ドラムとベースのジャムセッションが自動で入れられ、アイコンを長押しすれば複数のアレンジも可能です。
録音後は簡単な編集もアプリ上でできるようになっています。タグや星のレートでアイデアを整理したり、残したい領域だけトリミングしたりすれば、すばやく音源を見つけ出せるはず。
あとは「GarageBand」や「Logic Pro X」にデータを移行させれば、本格的な曲作りに移行できます。ミュージシャンはもちろん、楽曲制作初心者にとっても、「Music Memos」はインスピレーションの源になるのではないでしょうか。
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