最初に登場するシーンは色鮮やかで、ポリゴンが強調された(ローポリゴンということ)森のようなシーンです。目の前でキツネやウサギ、鹿のような動物たちがたき火を囲み、見渡せば川が流れていて、見上げると鳥が飛んでいる、のどかな風景を楽しめます。
次のシーンに移動すると、今度は一転して宇宙人との対面です。いかにもアメリカンテイストなちょっと怖い宇宙人が目の前に現れますが、よく見ると好意的で、こちらに手を振ってきます。
さらにシーンを進むと、今度は高層ビルの上層階から下界を見下ろすシーンに移動します。実際に首を下に向けて足元をのぞいてみると、下界を走るクルマを眺めることができます。その際、実際に高いところに立っているかのような恐怖感も味わえることでしょう。まさにVR HMDがもたらす360度仮想空間を体現できる分かりやすいシーンです。
最後はお約束のシーンといった感がありますが、その迫力に圧倒されること請け合いです。ビルの回廊のようなところに立たされるのですが、しばらくすると何か大きな物音がして、正面から恐竜が現れ、こちらに向かって走り寄って来るではありませんか。映像と分かっていながらも驚かされるハズです。目の前で一度吠えるときに、恐竜の口から唾が飛び散る演出も、VR空間の中ではリアルに再現されます。
Oculus Riftのレポート第2回はいかがだったでしょうか。なんとなく導入までの雰囲気が伝わったら幸いです。実際に動いているセットアップの様子はYouTubeにアップしておいたので、より詳しく知りたい人は動画もチェックしてみてください。インストーラーの各画面は実際には動画で説明されるので、YouTubeだとより臨場感が伝わると思います。
いよいよ今回でOculus Riftのセットアップが完了し、後はVR世界での話になります。しかし、こればっかりは写真や文章では伝えきれないので、今からどうやって紹介すべきか悩んでいます。
Oculus Riftでプレイ中の画面はPC上でも2D映像として表示されているので、これをスクリーンショットで紹介することはできますが、何せPC画面上の映像とVR空間での映像には大きな差があります。
それでも、スクリーンショットの画面から伝わる部分はあると思いますので、次回はOculus Riftの純正マーケットと実際に遊んでみて面白かったコンテンツや体験を紹介していきたいです。
それでは次回もお楽しみに。
→・次回記事:「Oculus Rift」で極上体験ができるVRコンテンツ“3選”
←・前回記事:やっと届いた「Oculus Rift」製品版を開封して分かったこと
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