ついに消費者庁もWindows 10へのアップグレードに言及「確認、留意が必要なこと」:無料アップグレード期間は残り1カ月

» 2016年06月22日 12時55分 公開
[井上輝一,ITmedia]

 Windows 7/8.1からWindows 10への無料アップグレードは、期限である7月29日が近づき、Microsoftが強引ともいえる方法でアップグレードを告知・実施しており、そのやり方に批判が相次いでいるところだが、これを受けて消費者庁は6月22日づけでリリースを発表した。

消費者庁のプレスリリース 消費者庁のプレスリリース(一部抜粋)

 リリースの文中では下線付きで「マイクロソフトは(中略)現在、実施予定日時をあらかじめポップアップで通知した上で、個人ユーザーが日時の変更やキャンセルを行わない限り、その日時になると自動的にアップグレードを始める方法をとっています」と、強調している。

 Microsoftがアップグレードを推奨する理由として、パフォーマンスの向上とセキュリティ機能の向上があるというマイクロソフト側の事情も説明しつつも、実際にWindows 10にアップグレードした際に発生しうる事象として、

  • 誤ってアップグレード中に電源を切ったため、PCが起動しなくなるなどの不具合が生じた
  • ソフトウェア(例:ウイルス対策ソフト、会計ソフト)、周辺機器(例:プリンタ、外付けDVDドライブ)が Windows 10 に対応していないため、使えなかった
  • PCが古かったため、正常に動作しないなどの不具合が生じた

 といった不具合などを挙げている。

 その他、日本マイクロソフトのサポート窓口「Answer Desk」を紹介しつつ、アップグレードを行う前に何をしたらいいか、アップグレードを行った後に元に戻すなら1カ月以内に行うことなど、画像も交えて紹介している。

基本的にアップグレードはするべきだが……

 PC USERでも周知してきた通り、Windows 10へのアップグレードは特にセキュリティという面ではするべきだ。しかし、使用しているPCやソフトウェアが古く、Windows 10へアップグレードすると正常動作しない場合や、PCの使用者が高齢者で新しいUIについていけず、やむなくWindows 7に戻したという事例もある(筆者の祖母がそうだ)。

 Windows 7や8.1でもまだサポート期間はある。現在使用しているPCはWindows 10にせず、サポート期間の終了までに新しいPCに買い替えるというのも1つの手段だろう。

Windows XP/Vista/7/8.1/10のサポート期限 Windows XP/Vista/7/8.1/10のサポート期限

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