GeForce GTX 1080/1070の大ヒットが証明――まさしくVR元年だった2016年2016年のアキバを振り返る(前編)(4/4 ページ)

» 2016年12月30日 11時52分 公開
[古田雄介ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

強化ガラスの向こうでマザーが虹色に光る――ゲーミングマシンのビジュアルの進化

 ゲーミング関連アイテムの変化も目を見張るものがある。ジャンル全体を通してみると、2015年秋に登場したサーマルティクのファン「Riing Fan」シリーズに代表される光モノの充実化が進み、マシン内部を魅せる意識が強化されたところがある。オリオスペックは「ニッチですが、水冷システムのハードチューブを曲げたり、電源ケーブルのスリーブを好みの色に付け替えたりする“加工系”のトレンドも見られます」と語る。

 内部を魅せるニーズに対応するように、強化ガラスパネルを採用したPCケースが1万円台から選べるようになったほか、虹色の光るLEDを内蔵したゲーミングマザーボードのラインアップも増えいる。また、長大なグラフィックスカードの先端がたわまないように支持するステイが人気を得るなどの動きもみられた。

9月に登場したIN-WINの光るケース「D-Frama 2.0 Black/Breen」。税込み16万6000円前後

9月に登場したASUSTeKの光るゲーミングマザー「Z170 PRO GAMING/AURA」

10月に登場した新型のThermaltake「Riing 12 RGBファン Premium Edition」。発光をソフト制御できる

 液晶ディスプレイもゲーミングタイプが目立っていた。3月初旬に、35型曲面パネルを採用した144HzレートのBenQ「XR3501」が税込み13万円前後で、34型曲面で100HzレートのASUSTeK製4Kモデル「ROG Swift PG348Q」が同22万円前後で立て続けに登場。8月下旬には、FreeSYNC対応のイーヤマ4k液晶「ProLite GB2888UHSU」が同6万円以下で売り出されている。

 画面サイズや解像度、速度などで大きな進化が見られるが、なかでも重視されるのはリフレッシュレートや遅延の少なさを含む速度だという。パソコン工房 BUYMORE秋葉原店は「4Kでゲームするのはマシンスペックがモンスターになりますし、画面サイズは机上の大きさもあるのでそれぞれに制限があります。対して速度面は、シミュレーション系のゲームだと大抵重視されますし、強化が実感しやすい部分でもありますからね」と話していた。

2月末から展示されていたBenQ「XR3501」

3月上旬に登場したASUSTeK製「ROG Swift PG348Q」

8月下旬に登場したイーヤマ「ProLite GB2888UHSU」

 2016年アキバまとめの後編では、ストレージの進化と値動きを中心に振り返りたい。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月15日 更新
  1. 3COINSの“1100円ポーチ”が優秀 自立型と保護型、収納力や使い勝手を比較してみた (2026年04月13日)
  2. 「普通の人のためのコンピュータ」はいかにして生まれたか? 「Apple I」から「Macintosh」への軌跡 (2026年04月15日)
  3. 驚きの静音性とロングバッテリー! 14型有機EL搭載のCopilot+ PC「Zenbook 14 UM3406GA」レビュー (2026年04月14日)
  4. レノボ、学習利用にも適したSnapdragon 8s Gen4搭載13型Androidタブレット (2026年04月14日)
  5. 2画面を縦に並べて省スペースで使える「InnoView デュアルモバイルディスプレイ」が34%オフの2万8212円に (2026年04月14日)
  6. M4 Mac mini本体に装着できる「UGREENのドッキングステーション」が31%オフの9599円に (2026年04月14日)
  7. “新世代GoPro”として1型・5000万画素センサー搭載のプロ向けシネマカメラ「MISSION 1」シリーズ登場 マイクロフォーサーズレンズ交換式モデルも (2026年04月15日)
  8. Tensor G4搭載の廉価版は”買い”か? 「Pixel 10a」の実機に触れて分かった、価格(7万9900円〜)以上の魅力 (2026年04月13日)
  9. 「コンセント足りない」後悔を防げる? パナソニックが自動算出ツールを公開 (2026年04月14日)
  10. その名はnull4(テトラヌル)――大阪・関西万博の「null2」の次世代パビリオンが2027年の横浜園芸博に“転生” 落合陽一氏が語る狙いとは? (2026年04月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年