レノボ・ジャパンは2月10日、同社のWeb直販において「ThinkPad X1 Carbon」(第5世代)と「ThinkPad X270」の受注を開始した。
特に、ThinkPadのプレミアムモデルの1つであるThinkPad X1 Carbonへの注目度は高いと思われるが、同日現在においてWeb直販においてカスタマイズ(選択)できない構成がある。
第5世代のX1 Carbonでは、日本向けモデルでもモバイル通信モジュールを内蔵するカスタマイズができる。このモジュールはLTE-Advancedに対応しており、周波数帯(Band)も国内大手キャリアが利用しているものをおおむねカバーしている。もちろんSIMロックフリーだ。
もしも、X1 CarbonにLTE-Advanced通信モジュールを内蔵したい場合は、2月下旬以降にカスタマイズ対応する見通しなので、それまで待とう。
なお、X270については当初からLTE-Advanced通信モジュールを内蔵できる。内蔵した場合、本体価格が1万8360円(税込)増しとなる。X1 Carbonにおける価格差も同様になると思われる。
「ThinkPadといえばブラック」と思っている人も多いかと思うが、Lenovoは一部市場の一部モデルにおいて、すでにシルバーボディーのThinkPadを販売している。日本でも、第5世代のX1 Carbonと「ThinkPad X1 Yoga(第2世代)」においてWeb直販限定でシルバーボディーのモデルを用意する。
X1 Carbonのシルバーモデルについては、3月中旬以降にカスタマイズ対応する予定だ。ただし、ブラックモデルとの価格差については現時点では未定となっている。シルバーのThinkPadに興味のある人は、3月中旬まで待とう。
第5世代のX1 Carbonは、タッチ非対応の14型IPS液晶を搭載している。先代と同様に、解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)かWQHD(2560×1440ピクセル)から選択可能だ。
現時点でX1 Carbonにおいて選択できる解像度は、フルHDのみとなる。WQHD液晶を搭載する構成の提供開始時期とフルHD構成との価格差については、現時点では未定だという。より高い解像度の液晶が欲しい場合は、Web直販サイトの情報をこまめにチェックしよう。
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