ThinkPad X1 Carbon(第5世代)の「LTEモデル」は2月下旬以降にWeb受注開始 シルバーは3月中旬以降

» 2017年02月10日 20時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 レノボ・ジャパンは2月10日、同社のWeb直販において「ThinkPad X1 Carbon」(第5世代)と「ThinkPad X270」の受注を開始した。

 特に、ThinkPadのプレミアムモデルの1つであるThinkPad X1 Carbonへの注目度は高いと思われるが、同日現在においてWeb直販においてカスタマイズ(選択)できない構成がある。

ThinkPad X1 Carbon(第5世代) 受注を開始した「ThinkPad X1 Carbon(第5世代)」(キーボードはUS配列)
ThinkPad X270 同じく受注を開始した「ThinkPad X270」

LTE-Advanced通信モジュール:2月下旬から対応予定

 第5世代のX1 Carbonでは、日本向けモデルでもモバイル通信モジュールを内蔵するカスタマイズができる。このモジュールはLTE-Advancedに対応しており、周波数帯(Band)も国内大手キャリアが利用しているものをおおむねカバーしている。もちろんSIMロックフリーだ。

 もしも、X1 CarbonにLTE-Advanced通信モジュールを内蔵したい場合は、2月下旬以降にカスタマイズ対応する見通しなので、それまで待とう。

 なお、X270については当初からLTE-Advanced通信モジュールを内蔵できる。内蔵した場合、本体価格が1万8360円(税込)増しとなる。X1 Carbonにおける価格差も同様になると思われる。

X1 CarbonのLTE-Advanced通信モジュールは2月下旬以降に対応 LTE-Advanced通信モジュールを内蔵したい場合は、2月下旬まで待とう

シルバーモデル:3月中旬から対応予定

 「ThinkPadといえばブラック」と思っている人も多いかと思うが、Lenovoは一部市場の一部モデルにおいて、すでにシルバーボディーのThinkPadを販売している。日本でも、第5世代のX1 Carbonと「ThinkPad X1 Yoga(第2世代)」においてWeb直販限定でシルバーボディーのモデルを用意する。

 X1 Carbonのシルバーモデルについては、3月中旬以降にカスタマイズ対応する予定だ。ただし、ブラックモデルとの価格差については現時点では未定となっている。シルバーのThinkPadに興味のある人は、3月中旬まで待とう。

シルバーとブラックのX1 Carbon Web直販限定でシルバー(左)も販売するが、カスタマイズ対応は3月中旬以降となる
カラーはブラックのみ 現時点ではブラックしか選べない

WQHD液晶:提供時期未定

 第5世代のX1 Carbonは、タッチ非対応の14型IPS液晶を搭載している。先代と同様に、解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)かWQHD(2560×1440ピクセル)から選択可能だ。

 現時点でX1 Carbonにおいて選択できる解像度は、フルHDのみとなる。WQHD液晶を搭載する構成の提供開始時期とフルHD構成との価格差については、現時点では未定だという。より高い解像度の液晶が欲しい場合は、Web直販サイトの情報をこまめにチェックしよう。

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