以上のように、LF-S50GはGoogle Homeでできる機能を網羅した上で、スピーカーとしてプラスアルファの性能を持った製品だ。個人的にはジェスチャー操作は決して使いやすいと思わないのだが、手がぬれたままでも使えるなどのメリットがあるのは事実で、この辺りは好みによるところだろう。
ちなみに、Bluetoothの外部スピーカーとして使用した場合も、音の遅延がほぼ皆無なのは隠れたメリットだ。対応コーデックはSBCのみなので、遅延に関してはあまり有利と言えないはずだが、iPadおよびAndroidタブレットと接続して外部スピーカーとして使った限りでは、有線のヘッドフォンと何ら違いが分からないレベルで、動画再生にも十分対応できた。
次回紹介するオンキヨーのG3では明らかな遅延があるだけに、スマートスピーカーをテレビやプロジェクターの外部スピーカーとして使うことも視野に入れているならば、LF-S50Gを選択する価値は高い。後はGoogle Homeに比べてプラス1万円の2万5000円前後(税別)という実売価格を、どう判断するかだろう。
スマートスピーカーを車に置いたら便利なのか 「Google Home Mini」の場合
「この部屋に漆黒の闇をもたらして……」とGoogle Homeに命じて消灯してみる
Google Homeで家電をコントロールできる「Nature Remo」を試す
Google HomeとAmazon Echoでスマート電球「Hue」を音声操作して分かったこと
試して分かった「Google Home Mini」の意外な強みと弱み
Google Homeは普通のBluetoothスピーカーとしても使えるのか
iTunesの楽曲をGoogle Homeで聴く方法Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.