最新のIntel NUCで自作して分かった2つの驚きさらば平成、さらば水冷、いくぜNUC(1/3 ページ)

» 2019年02月20日 13時40分 公開
[田中宏昌ITmedia]

 とある自作PCユーザーが平成最後の年にふと目覚め、ほぼ5年ぶりにPCを新調した経緯をまとめた本連載。前回の記事では、乗り換え先に選定したIntel NUCの最新モデル「NUC8i7BEH」を細かく見てきました。

 第3回となる今回は、Intel NUCにパーツやOSを組み込み、乗り換え元の自作水冷PCと比較してみました。さて、どれだけの性能差があるのでしょうか。約5年におよぶPCの進化とは?

Intel NUC Intelの新型NUC「Bean Canyon」(開発コード名)ファミリーで最上位のベアボーンモデル「NUC8i7BEH」

1TBのSSDと16GBのメモリを装着

 早速、NUC8i7BEHを使ってPCを自作していきます。といっても、4本のネジを回してSSDと2枚のメモリを装着するだけでハードウェアの準備は完了です。2.5型ベイを使わなければケーブルも必要なく、至ってシンプルな形です。時間にして3分もかかりません。往年の自作ユーザーからすれば「これを自作というのか!」という声が聞こえてきそうですが、メモリとSSDをパチンパチンとプラモデルのようにはめ込むだけで済む形は、ある意味、自作本来の姿と言えるかもしれません。

Intel NUC 底面のネジを4本回してカバーを取り外すだけで内部にアクセスできます

 今回組み込んだパーツは、メモリにPATRiOT製のSO-DIMM 8GB(DDR4-2400、1.2V)を2枚、ストレージはウエスタンデジタルのSSD「WD Black SN750 NVMe SSD」(1TB)としました。

 このNVMe SSDは、M.2 2280フォームファクタ対応の片面実装タイプで、リード最大3470MB/s、ライト最大3000MB/sを実現したのが特徴です。専用アプリケーションをダウンロードしてインストールすれば、低電力モードを無効にしてピーク性能を維持できるゲーミングモード機能に切り替えることも可能です。

 なお、OSは64bit版Windows 10 Homeを導入しました。

Intel NUC メモリはPATRiOT製のSO-DIMM 8GB(DDR4-2400、1.2V)を2枚装着しました
Intel NUC ストレージは、容量が1TBのウエスタンデジタル「WD Black SN750 NVMe SSD」です
Intel NUC 1TBのNVMe SSDと2枚のDDR4メモリをIntel NUCに装着したところ

この小型ボディーで最大3画面の同時出力が可能

 USBメモリからのOS導入も短時間で済み、アッという間に1台のPCができあがりました。OS導入時に、コルタナの設定が出るのも今のバージョン(1809)が最後となるのでしょうか。

 すぐにベンチマークテストへ移るのも味気ないので、まずは2画面の4K出力を試してみました。別途、USB Type-C(DisplayPort over USB Type-C)出力によるデイジーチェーン接続対応モニタを用意すれば、3画面の同時出力も可能という頼もしい性能を備えていますが、ここでは43型の4K液晶TVと28型の4K液晶ディスプレイに同時出力してみました。

 何事も見た目で判断してはいけないとは分かっていますが、超小型のボディーから3840×2160ピクセル×2という広大な画面が表示される様は、思わず「おおっ」と声を上げてしまうレベルです。

Intel NUC 中央にあるIntel NUCを使って、43型の4K液晶TVと28型の4K液晶ディスプレイに同時に4K出力してみました。これで仕事をすれば、いろいろとはかどりそうな予感がします
Intel NUC 「ディスプレイ設定」の画面です。2画面とも3840×2160ピクセルで出力しています
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  3. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  4. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  5. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  6. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  7. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
  8. 出張や通勤で荷物が増えても安心な「ミレー ビジネスリュック EXP NX 20+」が27%オフの1万3865円に (2026年03月10日)
  9. 「iPhone 17e」実機レビュー! 9万9800円で256GB&MagSafe対応 ベーシックモデルの魅力と割り切り (2026年03月09日)
  10. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年