充実スペックで10万円切り! デスクトップ向けCPUを搭載した超高コスパノートPC「m-Book G」シリーズ実力診断(3/3 ページ)

» 2019年02月27日 11時49分 公開
[鈴木雅暢ITmedia]
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デスクトップ向けCPUならではの高パフォーマンス

 ベンチマークテストの結果を見ていこう。評価機のスペックは、CPUがCore i5-8500、メモリ8GB、グラフィックス機能がCPU内蔵(Intel UHD Graphics 630)、メインデータストレージが240GB SSD、OSがWindows 10 Pro 64bitという内容だ。

 CINEBENCH R15のCPUスコアは953。Core i5-8600Kを搭載したデスクトップで1050前後くらいのスコアなので、Core i5-8500のスコアとしては妥当。CPUの性能はきっちり発揮できているといえる。

CINEBENCH R15のスコア。6コア6スレッドCPUならではの高いスコアが出ている

 IntelのCPUは、第8世代Coreでの進化が大きく、今となっては驚くほどでもないのだが、1年ちょっと前まではゲーミングノートPCの主力であった第7世代のCore i7-7700HQ(700前後)をはるかに上回るスコアである。

 PCMark 10、3DMarkなどのスコアは下に掲載した通り。CPU内蔵グラフィックスなので3D描画性能は高くないが、ゲーム以外の用途は快適に楽しめるパフォーマンスを持っている。PCMark 10では、第4世代のCore i5を搭載したモバイルノートPC(Core i5-5300U、メモリ8GB、250GB SSD)との比較も掲載したが、同じCore i5でもそのパフォーマンスは全く異なることが分かるだろう。

PCMark 10のスコア
PCMark 10のスコア比較。オレンジが本製品、ブルーが比較用製品(Core i5-5300U、メモリ8GB、SSD 250GB)
3DMark FireStrikeのスコア
3DMark SkyDiverのスコア
FINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマークのスコア(1280×720ドット、標準品質)
CrystalDiskMark 6.0.2のスコア

入門用にも適した実用高コスパノート

 本製品はデスクトップ向けCPUを搭載していることが大きな特徴の製品だが、使用感としては普通のノートPCと変わらない。体感できる動作音、発熱などはむしろ一般のノートPCよりも低いレベルだし、バッテリー駆動時間も据え置き型として十分。デスクトップ向けCPUを使っていることよるデメリット面は全く感じられない。

 一方、デスクトップ向けCPUを搭載しているメリットはしっかりコストパフォーマンスに反映されている。約10万円の標準構成でも「実用十分」という水準を超える基本スペックで、特にCPUのCore i5-8500はパワフルの一言。写真や動画の編集などにも対応できる。

 新旧バランスのとれたインタフェースも装備し、さまざまな用途に使いやすい仕様となっているので、はじめてPCを導入しようと入門用にも適しているだろう。リーズナブルな据え置き型ノートPCを探している人は要注目の製品だ。

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