CPUは、AMDとIntelの両陣営から新製品が登場している。
AMDからは2コア4スレッドの「Athlon 3000G」が登場した。GPUにRadeon Vega 3 Graphicsを採用し、TDPは35Wとなる。価格は8000円弱だ。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「クロック倍率がアンロックになっているので、オーバークロックを楽しみたい人にもいいかもしれません」と話していた。
一方のIntelは、6コア6スレッドモデル「Core i5-9500F」を投入した。既に出回っている「Core i5-9500」のGPUなしモデルという位置付けで、TDPが65Wである点やCPUクロックが3.0GHz(ブースト最大4.4GHz)である点は変わらない。価格は無印より2000円ほど安く2万3000円前後となる。
パソコンSHOPアークは「人気のCore i5-9600KF(2万8000円前後)よりももう一段階安く、性能もそれなりに求めたいという人にちょうどいいですね」と評価する。
なお、次世代のRyzen Threadripperや次世代Core Xの情報については先々週からほとんど変化していない。Ryzen Threadripperは11月末登場が濃厚だが、Core Xの登場時期はいまだ不透明という。
某ショップは「いずれにしろ、どちらもそこまで潤沢な入荷は見込めないんじゃないかと思います。ただ、クラス的に取り合いが起きるのかは予測できないところがあります」と話していた。
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