先週、TSUKUMO eX.のCPU売り場に現行Ryzenの最上位モデル「Ryzen 9 3950X」の発売日告知POPが張り出された。11月30日午前11時発売予定という。
価格は未定(AMDによる国内での参考価格は税別8万9800円)で、販売予約も行っていない。同店は「どれだけの数量を確保できるのかまだ何ともいえないので、今回は発売予告のみとなります」と話していた。
同様の情報は複数のショップで聞けた。入荷数がかなり少なめになりそうとの予測も共通している。パソコンSHOPアークは「入荷数がRyzen 9 3900Xよりもさらに少なくなりそうです。おそらくはかなりの取り合いになるんじゃないでしょうか」という。
なお、11月の登場が以前からウワサされている次世代のRyzen Threadripperも、同じタイミングで店頭に並ぶとの情報も一部である。某ショップは「入荷数やラインアップで確かなことはいえませんが、11月30日で滑り込みセーフという形になりそうですね。ただ、対応マザーボードがいつ入ってくるのかはまだ具体的な話がないので、100%の自信を持って言えないところがあります……」と複雑な表情で教えてくれた。
次世代Ryzen Threadripperは「3970X」と「3960X」が発表されており、新型ソケット「Socket sTRX4」を採用する。半月のうちにAMD系マザー売り場の景色が大きく変わるかもしれない。
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