2019年の国内PC出荷台数は1570万台 2020年は1157.5万台に減少か――MM総研

» 2020年03月10日 18時30分 公開
[井上翔,ITmedia]

 MM総研は3月10日、2019年1月〜12月の国内におけるPCの出荷実績に関する調査結果を発表した。Windows 7のサポート終了に伴い、同年の出荷台数は過去最高の1570万台(前年比41.5%増)、出荷総額は1兆4407億円(前年比43.4%増)となったという。

メーカー別動向

 2019年のメーカー別シェアの上位5社は以下の通り。かっこ内は出荷実数と、前年からの出荷台数の伸び率を示している。

  • 1位:NECレノボ……26.8%(420万3000台:前年比40%増)
  • 2位:日本HP……18.6%(292万台:前年比82.5%増)
  • 3位:デル……16.3%(255万5000台:前年比46.6%増)
  • 4位:富士通……15.9%(249万2000台:前年比27.5%)
  • 5位:Dynabook:7.7%(120万2000台:前年比29.2%増)

 シェアの伸び率では日本HPが一番大きく、全体シェアで2位に付けた。一方、富士通は出荷台数は伸びたものの、全体シェアの順位が2位から4位となった。

シェア 2018年の出荷台数のメーカー別シェア(出典:MM総研、小数点以下は四捨五入)
シェア 2019年の出荷台数のメーカー別シェア(出典:MM総研、小数点以下は四捨五入)

ルート(販路)別動向

 ルート(販路)別に2019年の出荷実数を見た場合、個人系ルートは424万台(前年比18.4%増)で、2015年から続いた減少トレンドに歯止めがかかっている。

 一方、法人系ルート(企業・官公庁向け販売)は実績が1146万台(前年比52.6%増)と、過去最高の実数を記録した。第1四半期(1〜3月)は、前年同期比で台数が微減したものの、それ以降の3四半期は前年同期比で台数を伸ばし、特に第3四半期(7〜9月)は前年同期比36%増、消費増税後の第4四半期(10〜12月)も前年同期比34%増となったという。

ルート別 ルート別の出荷台数の推移(出典:MM総研)

2020年は「反動減」予測 ただし中長期的には「拡大基調」か

 MM総研では、2020年のPC出荷台数は前年比26.3%減の1157万5000台と予測している。内訳は、個人系ルートで3645万5000台(前年比14.0%減)、法人系ルートで793万台(前年比30.8%減)で、Windows 7の延長サポート終了に伴う買い替え需要が一巡したことによる「反動減」を見込んだものだという。

 ただし同社では、働き方改革によりテレワーク(リモートワークや在宅勤務)によるモバイルPCに対する需要や、eスポーツを始めとするPCの用途拡大により、中長期的にはPC市場は拡大基調になるとも予測している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  2. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  6. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  7. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  8. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  9. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  10. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー