定番スマートリモコンの最新モデル「Nature Remo 3」は買いか? 進化点をチェックした:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/3 ページ)

» 2020年07月29日 11時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]

新たにBLEをサポート、トリガーに「人感センサー反応あり」が追加

 本製品から、新たにBluetooth LE(BLE)に対応したことで、セットアップ手順が大幅に簡略化されている。具体的には、従来のモデルではスマホのWi-Fi接続先をいちいち本製品に切り替えてネットワーク設定を行わなくてはいけなかったのが、本製品ではBLE経由ですぐにWi-Fi設定の画面を開くことができる。初心者でも迷うことはないだろう。

Nature Remo 3 今回は既にNature Remoが稼働している環境に「Nature Remo 3」を追加する手順を紹介しよう。まず、アプリを開いて設定画面を開き(左)、「新しいデバイスをセットアップする」を選択。「第3世代」を選んだら(中央)本体の電源を入れる(右)
Nature Remo 3 Bluetoothをオンにしてデバイスを検索(左)、見つかったらWi-Fiの設定を行う(中央)。従来のようにスマホの接続先を本製品専用のSSIDに切り替える必要はない。接続先となるSSIDは自動検出されるのでパスワードのみ入力する(右)
Nature Remo 3 ネットワークが接続されたらデータのダウンロードが実行される(左)。完了後は名前をつけて保存することで、冒頭の設定画面上でデバイスの一覧上に表示される。ここではRemo3という名前をつけている(中央、右)

 家電製品の登録手順は、従来と同様だ。スマートリモコンは、用意された家電製品の型番リストから手持ちの製品を目視で選んでいくタイプの製品もあるが、本製品は単純明快で、普段使っている家電製品のリモコンを本製品に向けて押し、それによって家電製品の型番を自動判別する方法が用いられている。

Nature Remo 3 家電製品の登録手順は、まずアプリのホーム画面右上の「+」ボタンを押し(左)、カテゴリー(今回はエアコン)を選択する(中央)。そして、手元に用意した家電製品のリモコンを本製品に向けボタンを押す(右)
Nature Remo 3 手持ちの家電製品のリモコンのボタンを一度押す。本製品天面のLEDが点灯する
Nature Remo 3 エアコンの型番が特定されたら(左)、アイコンを選び、名前を付けて保存する(中央)。これでアプリからエアコンの主要操作が行えるようになった(右)。この後、必要に応じてスマートスピーカーとの連携設定を行う

 最近のIoT家電は、電力消費の少ないBLEの採用例が増えつつあり、本製品がこれに対応したことで、今後さまざまなIoT家電と連携可能になることが見込まれる。

 その具体的な例として、現時点ではカーテン自動開閉デバイス「mornin' plus」に対応することが発表されている。今後多くの機器が追加されていくことは間違いなく、他のスマートリモコンと比べた場合の強みになるだろう。また前出のように、デバイスのセットアップ手順の省力化にも貢献している。

 本製品からの機能の改善として、人感センサーに「人感センサーの反応があるとき」というトリガーが追加されたのも注目だ。これまでは「反応がないとき」だけだったので、「人が入ってきたら照明をオンにする」という基本的な使い方ができなかったのが、今回から可能になった。また、実行後にしばらく反応しない時間も指定できるようになっている。

 これはどちらかというと、あるべき機能が欠落していた例であり、あまり声高に「新機能が追加されました」とアピールすべき性質のものではないが、経緯はさておき便利になったのは間違いない。ちなみに、(現時点で)従来モデルは非対応のため、今すぐこの機能を使いたければ買い換える必要がある。

Nature Remo 3 トリガーは、「人感センサー反応なし」に加えて「反応あり」も指定できるようになった(左)。画面下にもあるように「反応あり」をトリガーに使えるのはRemo3のみで(中央)、従来モデルでは(少なくとも現時点では)使えない。「反応なし」はどちらでも使える(右)

 次に、もう1つの便利ポイントを見ていこう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. Anthropicが常時稼働するエージェント「Claude Duet」を発表/AMDとIntelが協業 PyTorchのx86 CPU最適化を「oneDNN」に一本化 (2026年10月25日)
  2. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  3. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  4. 定格1650Wの7.5万円電源&Noctuaファン採用の異常検知アダプターが登場! (2026年10月24日)
  5. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  6. エイサー、Ryzen 3/5を搭載したコンパクトデスクトップPC Amazon専売モデルも用意 (2026年10月23日)
  7. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  8. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  9. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  10. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー