スリムでパワフル、4K対応でコスパ上々! 最新ゲーミングノートPC「ROG Zephyrus M15」の魅力テレワークでも実力を発揮(4/4 ページ)

» 2020年09月25日 12時00分 公開
[マルオマサトITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

動作モードの使い分けが運用のポイント

 動作音については、高負荷時でも爆音というわけではないが、低負荷時でもファンの音がはっきり分かる音がして、全体にノイジーな印象だ。

 ただ、Armoury CrateでTurboモードからPerformanceモードに変更すると一気に静かになる。低負荷、中負荷程度までならほとんど気にならない音で、高負荷時もじんわりと音が大きくなっていく程度だ。

 ただし、Performanceモードにすると性能も少し低下する。CINEBENCH R20のCPUシングルコアで約13%、FINAL FANTASY XIV:漆黒のヴィランズベンチマークでは最大で15%弱のスコアダウンが見られた。これでも優秀なことには変わりはないため、Performanceモードで常用し、ゲーム時など特に性能が必要な時のみTurboモードで使うという運用がよいように思える。

 Armoury Crateはキーボード奥のワンタッチボタンですぐに起動できるので、切り替えも面倒ではないだろう。

 Turboモードでは発熱も全体に高めだ。手がよく触れる部分については比較的抑えられているが、プレイ時間が長くなってくるとやはりじわじわと熱気を感じてくる。ノートPC用の冷却台やクーラーなどがあればより快適にプレイできるだろう。

ROG Zephyrus M15 GU502LW CINEBENCH R20のスコア(Performanceモード)。Turboモードに比べて、CPUでは約3%、CPUシングルコアでは約12%低いスコアだが、それでもCore i7-10750H搭載機としては極めて優秀なスコアだ
ROG Zephyrus M15 GU502LW PerformanceモードでのFINAL FANTASY XIV:漆黒のヴィランズベンチマーク(3840×2160ピクセル/最高品質/フルスクリーン)のスコア。Turboモードに比べて約14%低いスコアだった
ROG Zephyrus M15 GU502LW TurboモードでFINAL FANTASY XIV:漆黒のヴィランズベンチマーク(3840×2160ピクセル/最高品質/フルスクリーン)を実行し、終了直前にFLIR ONEで撮影したサーモグラフィー(室温は26度)。中央部奥の最も熱くなる部分は55度と高いが、パームレストや左手が触れるWASDキーのあたりは比較的低めの温度で収まっている

コストパフォーマンスも上々で新たなROGの潮流となるか

 今回レビューしたROG Zephyrus M15 GU502LW(GU502LW-I7R2070)のASUSストアでの販売価格は、税別24万5273円 (税込み26万9800円)だ。妥協のないゲーム体験ができる基本スペックと、4K液晶ディスプレイやThunderbolt 3、Wi-Fi 6の搭載などといった内容を考えればコストパフォーマンスは上々だろう。

 所有欲を刺激するプレミアムなデザインのスリムボディーは可搬性という点でも魅力があり、性能面で妥協せずにスマートにゲームを楽しみたい、旅行や帰省の際にもゲーミングPCを持ち込んで楽しみたいと考えている人にとってはかなり魅力的な選択肢だろう。

 なお、ラインアップには下位モデルとして「ROG Zephyrus M15 GU502LV」 (GU502LV-I7R2060)もある。GPUがGeForce RTX 2060(6GB)に、ストレージが512GB PCI Express SSDに、ディスプレイがフルHD解像度のリフレッシュレート240Hz対応となるが、価格は税別20万8909円(税込み22万9800円)とよりリーズナブルになる。さらに、GPUをGeForce GTX 1660 Ti(6GB)、ディスプレイがフルHD解像度のリフレッシュレート144Hz対応としたGU502LUならば税込み20万円以下で購入できる。こちらも合わせて検討するとよいだろう。

ROG Zephyrus M15 GU502LW 液晶ディスプレイ天面にあるROGのエンブレム。従来のROGシリーズとは一線を画したデザインも今後に注目だ
前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月13日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  3. 手のひらサイズの小型PCがお得に! GEEKOMが「冬セール」を開催中 (2026年02月12日)
  4. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  5. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  6. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  7. アイ・オー、拡張ドック機能を備えたType-C接続対応の27型4K液晶ディスプレイ (2026年02月12日)
  8. マウス社長が3日間“フル参戦”した理由とは? 大阪・梅田のど真ん中で起きた“eスポーツ×地域振興”の化学反応 (2026年02月11日)
  9. 「雲」から降りてきたAIは「パーソナル」な存在になれるのか――開催から1カ月経過した「CES 2026」を振り返る (2026年02月12日)
  10. ASRock、“CPU起動トラブルを解決”するSocket AM5マザー用のβ版BIOSを公開 (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年