Mad Catzの公式サイトからダウンロードできるセッティングソフトを使うと、サイドボタンだけではなく全てのボタンにマクロやコマンドを割り当てられる。ホイールの手前にある「D.P.I.ボタン」を押すと切り替えられるマウスの感度も調節可能だ。
このソフトでは、他にもポーリングレート、「精密照準ボタン」を押した際のdpi、ANGLE SNAP(手ブレ補正)、リフトオフディスタンスやマウスの回転軸などを調整できる。誤った設定をした場合でも、簡単に工場出荷時設定に戻せるので安心だ。
本体のLEDの光り方は「CHAMELEON(カメレオン)」という項目で調整できる。具体的にはサイドボタン側と、手のひら側パーツ下の「X3」の文字のライティングを変更可能だ。
エフェクトはゆっくりと明滅する「Breathing」、虹色の「Rainbow」、2つのカラーが切り替わる「Color Cycle」「Color Chase」、そして光らない「No Efffect」が用意されている。ライトの強さや切り替わるスピードを調整することもできる。
マウスの持ち方には、手のひらを全体的にかぶせる「かぶせ持ち」、そこから指でつかむように持つ「つかみ持ち」、手のひらを離してつまむように持つ「つまみ持ち」など、いろいろある。
筆者が使った限りにおいて、R.A.T. X3 Supreme Editionにはかぶせ持ちとつかみ持ちが適していると考える。
形状的な都合から、このマウスではつまみ持ちは困難だ。サイドボタンの操作がしづらく、ホイールがマウスの手前側から遠いからだ。指の上にフィンがあるパーツを付けた場合は、余計に操作がしにくくなる。
一方、かぶせ持ちやつかみ持ちは、このマウスの操作に適している。手が大きいという人は、パームレスト回りをうまく調整すれば快適に使えるはずだ。
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