デザインが光るハイエンドゲーミングマウス Mad Catzの「R.A.T. PRO X3 Supreme Edition」を試す(3/4 ページ)

» 2021年02月05日 13時00分 公開
[作倉瑞歩ITmedia]

ブレのない正確なセンサー

 手触りのよさ、つかんだの感覚は先述の通りだ。では、R.A.T. X3 Supreme Editionの実際の使い勝手はどうなのだろうか。マウスの挙動を記録してセンサーの正確性を教えてくれるソフト「Mouse Tester」を使ってテストしてみよう。

 Mouse Testerは、マウスのセンサーの動きを“点”で計測し、その平均値を“線”として表示してくれる。線から極端に離れた点がある場合、センサーの不自然な挙動、いわゆる「ポインタ飛び」が発生していることが分かる。

 今回は、R.A.T. X3 Supreme Editionにプリセットされている「800dpi」「1600dpi」「3200dpi」「1万6000dpi」の4種類の感度で左右にすばやく振ることで計測を行った。結果は以下の通りだ。

R.A.T. X3 Supreme 800dpi時の結果(グラフ上の「cpi」は「dpi」という意味で使っている)
R.A.T. X3 Supreme 1600dpi時の結果
R.A.T. X3 Supreme 3200dpi時の結果
R.A.T. X3 Supreme 1万6000dpi時の結果

 線に対して点がブレているように見えるが、離れすぎず線に沿って曲がっているため、センサー自体にブレはないといえる。特に普段使いで多用されるであろう1600dpiや3200dpiではしっかりとセンサーが追従している様子が伺える。信頼性は高いといえるだろう。

 続いて、ペイントソフトでマウスによる描画を行い、センサーが不要な動きを検知してカーソルの動きを不規則にする「ジッタ」の有無を確かめる。結果は以下の通りだ。

R.A.T. X3 Supreme 800dpi時の結果
R.A.T. X3 Supreme 1600dpi時の結果
R.A.T. X3 Supreme 3200dpi時の結果
R.A.T. X3 Supreme 1万6000dpi時の結果

 センサーの解像度が高くなるほど、カーソルを動かすのは難しくなっていく。しかし、手の震えなどで起きる微妙なブレはあっても、ポインタが飛ぶことはなかった。

 細かい動きが必要な場合は精密照準ボタンを使用したり、設定ソフトでdpiを低めに設定したりするなどして、対応してもよいだろう。

 今回は、シンワ測定の業務用シックネスゲージを使用してリフトオフディスタンスも計測した。計測は合計4枚のリーフを橋桁状に挟み込むことで実施したが、1.15mm(0.8+0.35mm、0.9+0.25mm)でギリギリ反応し、1.2mm(1.0+0.2mm、0.9+0.3mm)で反応しなくなった。

 マウス本体に多少の重量はあるが、少し持ち上げるだけで反応しなくなることはうれしい。

R.A.T. X3 Supreme リフトオフディスタンスの測定を行った際の様子

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