家中のどこにでも音楽を流して在宅ワークを快適にする方法テレワーク時代のスマート家電(2/3 ページ)

» 2021年04月12日 12時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]

たどり着いたマルチルームミュージックグループ

 音楽を聞きたいという話に戻すと、「1階で朝のプログレをかけて」とEcho端末のいずれかに言っておけば、1階の部屋間を移動しても同じ曲を継続して楽しめる。しかも、1つのスピーカーから音を流すより深みが増して、いつもよりいい音のように感じられる(あくまでも個人の感想レベルの話ではあるが)。

 ただし、これでは別の階に移動できない。同じ端末またはグループであれば続きから再生できるが、それ以外の端末では“続き再生”ができないのだ。

 なお、外出時にスマホのAmazon Musicアプリで聞いていた曲、またはプレイリストを帰宅後にスマートスピーカーで聞きたくなったら、Alexa Cast機能を使ってEcho端末で再生できる。しかし、これはあくまでも「再生中の曲」または「プレイリスト」を再生できると説明されているだけであって、決して続きからではない。

 「続きから聞ける!」とワクワクして試してみたのだが、何度Alexa CastでEcho端末を指定してみてもスマホのAmazon Musicアプリで聞いていた曲の頭からしか再生されなかった。アプリや異なるEcho端末で、続きを再生してシームレスな音楽体験ができるよう、このあたりは対応を望みたい。

第4世代Echo Dot Amazon Musicアプリでは、再生中の曲を「Alexa Cast」でAlexa対応のスマートスピーカーに渡せるが、続きからではないようだ。残念なところではある

 そのような流れを受けて、最終的にたどり着いたのがマルチルームミュージックグループの「全部の部屋」で再生するという技だ。音楽再生時に「Alexa、全部の部屋で気分の上がるポップミュージックをかけて」と言っておけば、家の中にある自分のAmazonアカウントに追加した全てのEcho端末で同じ曲をストリーミング再生してくれる。

 これなら、ちょっと気分転換に別の部屋や階に移動したり、作業に必要な筆記用具やレビュー用ガジェットを取りに移動したりすることが億劫(おっくう)ではなくなる。作業がはかどるというわけだ。「電気代がもったいない」と言われそうだが、移動せずに作業が遅れるより、全部の部屋のスマートスピーカーを鳴らしておく方が、収支でいえばプラスになる(ハズだ)。何事もバランスが大切だろう。

 「全部の部屋」グループは、AmazonアカウントにひもづけたEcho端末が自動的に追加される。そのため、「マルチルームミュージックグループを作らなくちゃ」と気張る必要はない。複数のEcho端末があるなら、「Alexa、全部の部屋でモーツァルトの曲をかけて」などと言うだけでいい。実は、特別なことをしなくても、「全部の部屋」という“魔法の呪文”さえ知っていれば、どの部屋でも同じ曲を聞くことができるのだ。

第4世代Echo Dot デバイスタブ内をぐぐっと下にスワイプすると「スピーカーグループ」の中に「全部の部屋」というものができている(左、中央)。タップして中身を確認すると、既に自分のアカウントにひもづけた全てのEcho端末が登録されていた(右)

ちょっと奮発してステレオ再生に挑戦

 スマート家電を使って、テレワークを快適にすべく、試行錯誤するのが本連載の意図であるが、さすがに「実は何も設定しなくてもできるようになっていた」だけでは面白くない。そこで、ちょっと奮発して最新モデルの「第4世代Echo Dot」を2台購入し、これまで試したいと思っていた「Echo端末を2つ並べてステレオ再生」にチャレンジしてみた。

 第4世代Echo Dotは、2020年9月に発表されたAmazon純正のスマートスピーカーで、第3世代まで円柱を押しつぶしたような形だったものが、球体に生まれ変わっている。

第4世代Echo Dot 従来モデルから形はかなり変わり、中身も生まれ変わった第4世代Echo Dot。“箱”が大きくなったからか、こもりがちだった音はクリアになっている

 第3世代同様、第4世代にもファブリック素材を透過させて時刻などをデジタル表示できるLED搭載の「Echo Dot with clock」が用意されており、同じものが2つあってもつまらないので、時計なしと時計ありを買うことにした。これであれば、ステレオ再生するための要件である「同一モデルのEcho端末」を満たせる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  3. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  4. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  5. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  6. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  7. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
  8. 出張や通勤で荷物が増えても安心な「ミレー ビジネスリュック EXP NX 20+」が27%オフの1万3865円に (2026年03月10日)
  9. 「iPhone 17e」実機レビュー! 9万9800円で256GB&MagSafe対応 ベーシックモデルの魅力と割り切り (2026年03月09日)
  10. 「GeForce NOW」がサービスをアップデート Apple Vision ProやMeta Questで最大90fpsのゲーミングが可能に (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年