モバイルPC、特に2in1モデルとしてはソツのない仕上がりのZenBook Flip S UX371EA。Tiger Lake搭載の最新世代ならではの先進的な装備に、美しい表示の有機ELディスプレイ、高級感あるボディーなどが付加価値として上乗せされている。最近の製品としてはボディーがやや重い点と、キーボードの配列がやや変則的である点を許容できるならば、購入の有力候補に挙がるだろう。
また、本製品は同社独自の「ASUSのあんしん保証」の対象製品でもある。購入後30日以内にMyASUSへユーザー登録をすれば、1年間の保証期間中、不慮の事故だけでなく、故意や天災など、いかなる理由で故障したとしても、本来かかる修理費用の20%の負担で修理できるという内容だ。これも大きな付加価値の1つだろう。
この評価機と同じ最上位モデルの直販価格は、Microsoft Office Home and Business 2019が付属して、税込み23万9800円だ。内容を考えるとリーズナブルといえるが、導入コストを抑えたい場合は、税込み13万4800円のエントリーモデル(UX371EA-HR010T)から合計4モデルが用意されているので、合わせて検討するとよいだろう。
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