生まれ変わった「Echo Show 10」がやってきた! 注目の回転機能を試して分かったこと山口真弘のスマートスピーカー暮らし(3/3 ページ)

» 2021年04月27日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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自動追尾機能はややお節介? そんな時はオフに設定

 では実際に使ってみよう。

 「Alexa、○○」と呼びかけることで、ウェイクワードに反応して画面下部に青色のバーが表示されるという挙動は従来と同じだが、本製品はそれに伴って、ディスプレイが話者の方向を向くのが大きな特徴だ。

 ブラシレスモーターによるディスプレイ部の回転は完全に無音で、駆動音を気にする必要は全くない。逆に静かすぎて気持ち悪いほどだ。普段は無音だが、動き始めるといきなりモーター音が響いてくるといったこともないし、ファン音もない。

 ちなみに、ひとたび話者の方を向けばそこでピタッと静止するわけではなく、ウェイクワードを聞き取った後は、話者が左に移動すれば本製品も左を、右に移動すれば本製品も右を向く。つまりこの時点で、カメラが話者の位置を認識し自動追尾していることが分かる。

Echo Show 10 待機している本製品に向かって「Alexa」と呼びかけると……
Echo Show 10 グルッと回転してこちらの方向を向く。「お呼びですか?」とばかりに振り向くのだが、いかんせん図体がでかいのであまりかわいくはない

 この回転ギミックはよくできているのだが、いかにも「追尾していますよ」という動きなので、うっとうしく感じることも多い。写真に映りたくないから逃げ回っているのに、絶えずカメラが追いかけてくる感覚といえば、分かる人も多いのではないだろうか。

 実際のところ、姿を映すために真正面に向き合う必要があるビデオ通話機能の利用時や、カメラ機能の利用時ならまだしも、一般的なスマートディスプレイとしての機能を使うだけであれば、画面がある程度見えればそれでいいので、絶えず真正面に回り込んでくるこの挙動はかなりお節介な印象だ。

 こうした動きに抵抗がある場合は、回転そのものをオフにするとよい。本体右上のスライドスイッチで、カメラ自体を遮ってしまえば、この回転自体を止められる。また音声で「モーションをオフにして」ないしは「ついてこないで」と呼びかけることでも、動きを止められる。このオンとオフの使い分けが、本製品を使いこなす秘訣(ひけつ)と言っていいだろう。

 もちろん、画面自体は手動で向きを変えることもできる。無理にひねって破損するような心配は全くないので、使う時だけ手動でこちらを向かせることも可能だ。余談だが、本製品の画面回りは手の脂が目立ちにくいため(おそらく特殊な加工が施されているのだろう)、手で持って画面をスイングさせても、画面の汚れを気にする必要はほぼない。

Echo Show 10 カメラは画面右上に配置されている。これはカメラが有効な状態だ
Echo Show 10 上部にあるスイッチを横に動かすことで、カメラをオフにできる。いかにも「見えていません」という状態になる

 以上、本製品の導入から、回転機能の挙動までをざっと紹介した。次回の活用編では、カメラ機能やビデオ通話機能をはじめとした、本製品ならではの機能をチェックする。

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