グラフィックスカードで注目を集めていたのは、PowerColorのRadeon RX 6700 XT搭載カード「Hellhound RX6700XT Spectral White」だ。価格は10万2000円前後となる。2020年3月に登場した「Hellhound RX6700XT」のホワイトモデルで、3連ファンを採用するなどの仕様は共通しているが、基板からバックプレートまで全てホワイトに統一しているのが特徴だ。
オリオスペックは「最近はクーラーだけでなく、基板やケーブルまで白に統一したいという方が増えていて、ちょうどニーズにマッチしたモデルといえますね」と話していた。他店でもカラーへの注力を評価する声が多く、やはりホワイトに統一したPCを組みたいというユーザーに買われていくことが多いそうだ。
グラフィックスカードといえば、マイニングブームに関連して買われていくケースが2021年は目立っているが、Hellhound RX6700XT Spectral Whiteに関しては自作を楽しみたい人に買われていくことが多いという。
ドスパラ秋葉原本店は「現在のところ、Radeon RX 6000シリーズはマイニング効率と価格のバランスで、あちらのニーズはそこまで高まっていない状況です。GeForceは相変わらず厳しい状況ですが、Radeonシリーズなら価格は高騰しているものの、ゲームマシン用のクラスも在庫がそれなりに残っています」と話していた。
続いては、PCケースの新作を見ていく。
HDDマイニングブーム再燃?――大容量HDDとSSDの在庫不安
1年前よりもむしろ悪化――秋葉原PCパーツショップの声
最強水冷やOC特化にガンダムも! ASUSTeKから個性派Z590マザーがザクザク
「夜は早くなった」――3度目の緊急事態宣言を迎えた自作街
TDP 35Wの低消費電力版第11世代8コア「Core i9-11900T」&「Core i7-11700T」が登場!Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.