グラフィックスカードでは、SapphireのRadeon RX 6900 XT搭載カード「TOXIC Radeon RX 6900 XT OC 16G GDDR6 Extreme Edition」が話題になっていた。価格は32万7000円前後だ。
簡易水冷システムを組み込んだオーバークロックモデルで、GPU標準クロックがゲーム時最大2015MHz/ブースト最大2250MHzのところを、ゲーム最大2375MHz/通常ブースト最大2525MHzに引き上げている。加えて、ワンクリックでクロックを上げられる独自の「TOXIC BOOST」機能により、最大2730MHzまでを実現するという。
パソコンSHOPアークは発売前の段階から「異次元の高クロックを可能にするモデルで、コアな人に注目されています。この価格帯でも入荷したらすぐに売り切れると思います」と話していた。
一方のNVIDIA陣営からは、プロ向けGPU「NVIDIA RTX A5000」を搭載したカードがエルザから登場している。価格は32万1000円前後だ。2020年秋に発表された「NVIDIA RTX A6000」の下位にあたるGPUで、オリオスペックは「下位のA4000は入荷が少し遅れていて、A5000から登場となりました。在庫はまだあります」と話していた。
最後に、ショップのリニューアルを情報をお届けする。
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