アーテックは、学校向け教材販売の大手企業であり、EDIXでは毎回広いブースを構えて多数の教材を展示している。今回も、広いブースで多くのSTEM教材を展示していた。
同社のSTEM教材の主力は、「アーテックロボ」だ。アーテックロボには小学校/中学校の授業で用いる教育機関向けパッケージの他、市販バージョンである一般向けパッケージがある。一般向けパッケージはAmazonでも購入可能だ。
教育機関向けパッケージは、主に小学校や中学校での利用を想定したもので、内容は「学習指導要領」に準拠している。児童/生徒向けのテキストや教員の指導用DVDも用意されている。予算の少ない教育機関には、パッケージをレンタル提供するサービスも用意されている。ある意味で“至れり尽くせり”である。
アーテックロボは「1.0」と「2.0」に大別でき、2.0では、Pythonの学習やIoTの学習にも対応している。よって、高等学校でも「情報I」や「情報II」の教材として利用できる。
先述したobniz Boardで採用されている「obnizOS」を搭載した「アーテックロボ2.0 obniz版キット」も用意されている。クラウド経由となるが、これを使えばスマホを使ったロボットの遠隔制御も可能だ。
アーテックブースでは、Webカメラやヘッドセット、ペン、マウスといったGIGAスクール対応のICT教育における必需品や、一般販売されているプログラミング学習教材も展示されていた。
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