Crucial X6の製品紹介ページには、Android端末も含む「どんなデバイスにも対応」とある。
試しにAmazonの格安タブレット「第11世代Fire HD 10」(Fire OS 7.3.2.1)に接続したところ、「タブレットのストレージ」では認識されたが、ポータブルストレージとしてはフォーマットしても認識されなかった。
「2年前のハイエンド端末 Galaxy Note10なら、外付けストレージに対応していたはずだ」と思い出し接続したところ、再フォーマットすることで利用できた(ただしFAT32なので4TBをフルに生かすにはパーティションを切る必要がある)が、Pixel 5では認識されなかった。
一方のiPad Proでは、第2世代11インチiPad Proにつなげたところ再フォーマットすることで無事利用できた。ゲーム機としてはPlayStation 5で試したが、こちらも再フォーマットで問題なく扱えた。
PlayStation 5は内蔵SSDの容量が825GBと少なめなので(交換もできるが現時点ではβ版だ)、本製品のように4TBの大容量ストレージの追加はありがたい。
このように、ローカルでのストレージ不足に悩んでいる人であれば、これだけの書き込みと読み出し速度があって大容量、しかも手のひらに収まるサイズで持ち運びしやすい本製品は、あれば便利だと感じるだろう。4TBもあれば、一元管理できるので「あのファイルはどのデバイスに入れたっけ?」とあわてずに済む。保証期間が3年間と長いのも見逃せないところだ。
PCで扱う大容量のデータはCrucial X6に収めておき、スマホはスマホで無料枠または最低ラインの容量でクラウドストレージを契約しておく、というすみ分けがいいのかもしれない。
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