2021年末に向けて、主要なPCメーカーではどのようなプロモーション活動をするのだろうか。説明会で明らかとなったことを簡単にまとめる。
Dynabookは11月1日から「Windows 11を使うならdynabookキャンペーン」を開催している。2022年1月10日までにDynabook製のdynabookを購入した上で、同年1月17日までに応募すると、抽選で「QUOカードPay」10万円分が10人に、1000円分が1000人(計1010人)に当たる。
応募には、シャープが運営する「COCORO MEMBERS」の会員登録を行った上で、対象製品を「MY家電」として登録する必要がある。MY家電として登録後、登録済み製品ページに表示されているバナーから応募可能だ。
デル・テクノロジーズでは、年末年始に向けて「即納モデル(※1)」を通常価格よりも値引きして販売する他、12月9日から2022年1月7日までコンシューマー向けPCの購入者を対象とする抽選プレゼントキャンペーンを開催するという。期間内での購入であれば販路は問わないといい、詳細は12月9日に公式SNS(Twitterなど)で告知する。
(※1)直販サイトにおいて最短で注文当日に発送されるモデル
日本HPでは、イチオシの2in1ノートPC「HP ENVY x360 13-bd」を始めとするENVYブランドのPCにおいて「Adobe Creative Cloud」を1カ月間無料体験できる特典を用意する。
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)では、12月31日まで「トリプルアシストキャンペーン」を開催している。
このキャンペーンはPCの“買い換え”に焦点を当てており、量販店での購入者に先着でプレゼントする「パソコンかんたんのりかえセット」(※2)、PCの買い換えやOSアップグレードに関する相談に無料で答える電話窓口「パソコン乗り換えなんでも相談室」の開設(フリーダイヤル)、マイクロソフトによるWindows 10プリインストールモデルに対するWindows 11への無償アップグレード提供の3つを訴求するという。
(※2)データ転送用のクロスLANケーブル、USBメモリ(32GB)、解説書のセット。Web直販(富士通 WEB MART)での購入分は対象外となる
NECパーソナルコンピュータ(NECPC)とレノボ・ジャパンでは、年末に向けて各種メディアを使ったプロモーション活動を積極的に展開していくという。両社共にメインターゲットは“若者”で、普段はPCよりもスマホを使っている人にPCのメリットを訴求する考えのようだ。ただし、NECPCはイベントの開催やTVCMの放映をする一方で、レノボ・ジャパンでは屋外広告やWeb広告/動画での訴求を主に据えるなど、若干異なるアプローチを取るようだ。
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