シンガポールのRazerは1月4日(米国太平洋時間)、ゲーミングノートPC「Bladeシリーズ」の新製品をCES 2022で発表した。
AMDのRyzen 6000シリーズやIntelの第12世代CoreのHプロセッサといった最新CPUと、NVIDIAの最新GPUを搭載している点が大きな特徴だ。今回発表する製品は全て、2022年の第1四半期に発売する。ただし、日本での展開については未定だ。
今回出展するのは、ディスプレイの大きさが異なる3シリーズだ。14型の「Blade 14」、15型の「Blade 15」、17型の「Blade 17」で、Blade 14は3モデル、Blade 15とBlade 17はそれぞれ6モデルを出展する。シリーズ内の違いは搭載するGPU、液晶ディスプレイの解像度とリフレッシュレートとなる。ただし、一部製品はCPUとメモリ容量も異なる。
Blade 14シリーズは、搭載するGPUとディスプレイ以外のスペックは全モデル共通で、CPUにAMDのRyzen 9 6900HXを搭載する。メモリは16GB(DDR5-4800、オンボード)で、ストレージが1TBのNVMe(PCI Express 4.0)SSDを搭載し、無線通信機能としてWi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応する。OSはWindows 11 Homeだ。
外部インタフェースも共通で、USB 3.2 Gen 2 Type-A×2、USB 3.2 Gen 2 Type-C(給電とDisplayPort Alternate Mode 1.4対応)×2、HDMI 2.1×1、ヘッドフォン/マイクロフォンの各端子を備える。ボディーサイズは約319.7(幅)×220(奥行き)×16.8(厚さ)mmで、重量は約1.78kgだ。
販売価格は、GPUがGeForce RTX 3060、1920×1080ピクセルでリフレッシュレートが144Hzの液晶ディスプレイを搭載するモデルが1999.99ドル(およそ23万円)となる。GPUがGeForce RTX 3070 Ti、2560×1440ピクセルでリフレッシュレートが165Hzの液晶ディスプレイを搭載するモデルが2599.99ドル(およそ30万円)だ。GeForce RTX 3080 Tiと、2560×1440ピクセルでリフレッシュレートが165Hzの液晶ディスプレイを搭載するモデルが3499.99ドル(およそ41万円)となる。
Blade 15シリーズは、CPUにIntelのCore i7-12800Hを全モデルで採用する。メモリは16GB(DDR5-4800、64GBまで拡張可能)で、ストレージが1TBのNVMe(PCI Express 4.0)SSDを搭載し、無線通信機能としてWi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応している。OSはWindows 11 Homeだ。
外部インタフェースは、USB 3.2 Gen 2 Type-A×3、USB 3.2 Gen 2 Type-C×1、Thunderbolt 4×1、HDMI 2.1×1、ヘッドフォン/マイクロフォンの各端子を備え、UHS-II対応のSDカードスロットも装備する。ボディーサイズは約355(幅)×235(奥行き)×16.9(厚さ)mmで、重量は約2.02kg(4Kディスプレイ搭載品は約2.08kg)だ。
販売価格は、GeForce RTX 3060と2560×1440ピクセルでリフレッシュレートが240Hzの液晶ディスプレイ搭載モデルが2499.99ドル(およそ29万円)、GeForce RTX 3070 Tiと1920×1080ピクセルでリフレッシュレートが360Hzの液晶ディスプレイ搭載モデルが2999.99ドル(およそ35万円)、GeForce RTX 3070 Tiと2560×1440ピクセルでリフレッシュレートが240Hzの液晶ディスプレイ搭載モデルが2999.99ドル(およそ35万円)となる。
一方、GeForce RTX 3080 Tiと1920×1080ピクセルでリフレッシュレートが360Hzの液晶ディスプレイ搭載モデルが3699.99ドル(およそ43万円)、2560×1440ピクセルでリフレッシュレートが240Hzの液晶ディスプレイ搭載モデルが3699.99ドル(およそ43万円)、3840×2160ピクセル(4K)でリフレッシュレートが144Hzの液晶ディスプレイ搭載モデルが3999.99ドル(およそ46万円)だ。
そして、解像度が4Kの製品のみ、CPUにCore i9-12900Hを搭載しており、GPUがGeForce RTX 3080 Tiの製品はメモリ容量が32GBとなっている。
Blade 17シリーズに採用されるCPUはIntelのCore i7-12800Hで、メモリが16GB(DDR5-4800、64GBまで拡張可能)、ストレージは1TBのNVMe(PCI Express 4.0)SSDを搭載する。無線通信機能としてWi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応しており、OSはWindows 11 Homeとなる。
インタフェースも共通で、USB 3.2 Gen 2 Type-A×3、USB 3.2 Gen 2 Type-C(Thunderbolt 4)×1、有線LAN×1、HDMI 2.1×1、ヘッドフォン/マイクロフォンの各端子と、UHS-II対応のSDカードスロットを用意する。ボディーサイズは約395(幅)×260(奥行き)×19.9(厚さ)mmで、重量は約2.75kgだ。
販売価格は、GeForce RTX 3060と2560×1440ピクセルでリフレッシュレートが165Hzの液晶ディスプレイを搭載モデルが2699.99ドル(およそ31万円)、GeForce RTX 3070 Tiと1920×1080ピクセルでリフレッシュレートが360Hzの液晶ディスプレイを搭載モデルが3199.99ドル(およそ37万円)、GeForce RTX 3070 Tiと2560×1440ピクセルでリフレッシュレートが240Hzの液晶ディスプレイ搭載モデルが3199.99ドル(およそ37万円)となる。
GeForce RTX 3080 Tiと1920×1080ピクセルでリフレッシュレートが360Hzの液晶ディスプレイ搭載モデル3999.99ドル(およそ46万円)、2560×1440ピクセルでリフレッシュレートが240Hzの液晶ディスプレイ搭載モデルが3999.99ドル(およそ46万円)、3840×2160ピクセル(4K)でリフレッシュレートが144Hzの液晶ディスプレイ搭載モデルが4299.99ドル(およそ50万円)だ。
なお画面解像度が4Kの製品のみ、CPUにCore i9-12900Hを採用し、GPUがGeForce RTX 3080 Tiのモデルはメモリ容量が32GBとなっている。
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