第12世代Core iシリーズに対応する、Intel Z690/H670/B660/H610チップセット搭載マザーボードの新製品ラッシュが続いている。先週はASUS JAPANのmicroATXモデル「PRIME H610M-E D4」(1万4000円弱)や、ASRockのmicroATXモデル「H610M-HDV/M.2」(1万3800円弱)など、1万3000円台で買えるエントリーモデルが複数登場しており、選択肢の幅が広がった。
ただし、低価格帯モデルの売れ筋には2万円前後のIntel H670/B660搭載マザーを挙げられることが多い。「H610だとPCIe 4.0が使えないなど制限が大きくなるので、CPUのオーバークロック機能以外は一通りいけるH670/B660搭載マザーを選ぶ人が多い印象です」(パソコンSHOPアーク)という。
一方で、DDR5メモリの供給状況が少しずつ改善する中で、ハイエンドモデルも順調に売れている。先週はASRockのATXモデル「Z690 PG Velocita」(6万円弱)の他、ギガバイト「Z690I AORUS ULTRA」(4万6000円弱)やASUS JAPAN「ROG STRIX B660-I GAMING WIFI」(2万8000円前後)など、Mini-ITXの高付加価値モデルの新製品も見られた。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「これでもまだ3分の2くらいしか出きっていないですね。H670/B660とか、本来はMini-ITXモデルがもっと出回っているはずで。これからまた増えていきます」と話していた。
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