年明け早々の1月5日、Intelから第12世代Core iシリーズの追加ラインアップが8モデル投入された。各モデルの仕様と価格は以下の通りだ(税込み、以下同様)。
モデル名 | コア | スレッド | クロック | PBP | 内蔵GPU | 実売価格 |
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Core i7-12700 | 12コア | 20スレッド | 2.1GHz〜4.9GHz | 65W | Intel UHD Graphics 770 | 4万9000円弱 |
Core i7-12700F | 12コア | 20スレッド | 2.1GHz〜4.9GHz | 65W | − | 4万4000円弱 |
Core i5-12600 | 6コア | 12スレッド | 3.3GHz〜4.8GHz | 65W | Intel UHD Graphics 770 | 3万3000円弱 |
Core i5-12500 | 6コア | 12スレッド | 3.0GHz〜4.6GHz | 65W | Intel UHD Graphics 770 | 3万1000円弱 |
Core i5-12400 | 6コア | 12スレッド | 2.5GHz〜4.4GHz | 65W | Intel UHD Graphics 730 | 2万8000円弱 |
Core i5-12400F | 6コア | 12スレッド | 2.5GHz〜4.4GHz | 65W | − | 2万5000円弱 |
Core i3-12100 | 4コア | 8スレッド | 3.3GHz〜4.3GHz | 60W | Intel UHD Graphics 730 | 1万9000円弱 |
Core i3-12100F | 4コア | 8スレッド | 3.3GHz〜4.3GHz | 58W | − | 1万4000円弱 |
8モデルともCPUクーラーが付属しており、先行して登場した上位モデルと同じくDDR5-4800とDDR4-3200のデュアルチャンネルに対応する。入荷数に関しては、どこのショップでも潤沢とのコメントは聞かれなかった。とりわけ最安モデルの「Core i3-12100F」は週末を待たずに売り切れなっているショップが大半で、次回入荷のメドも見えていない。
第12世代全体の現在の売れ行きでは、先行して出回っている「Core i7-12700K」(5万4000円前後)や「Core i5-12600K」(3万9000円前後)などの上位モデルが挙げられることが多いが、今後のヒット候補としては「Core i5-12400」と「Core i5-12400F」を推すショップが複数あった。
パソコンSHOPアークは「PBP(Processor Base Power)が65Wで、価格も3万円以下というのが魅力ですよね。シングルスレッドの性能をみれば、旧世代のCore iシリーズや第3世代Ryzenに匹敵する力があるので、ライトな作業の多いオフィス用マシンや、軽めのゲームマシン用CPUとして支持が集まるんじゃないかと思います。ミドルレンジの選択肢が増えるタイミングですから」という。
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