MAXHUBと聞くと、会議室用ディスプレイ/電子ホワイトボードのブランドというイメージが強い。最近であれば、MAYA SYSTEMSが輸入元となり、コクヨが国内で独占的に販売する「MAXHUB V5 Transcend」が大きな話題を呼んだ。MAXHUBブランドで日本担当カントリーマネージャー(地域責任者)を務めるジャクソン・ズー氏によると、MAXHUB V5 Transcendを含めたMAXHUBシリーズの日本における売れ行きは順調に推移しており、大手企業や教育機関での導入も進んでいるという。
そんな同社がWeb会議用デバイスのラインアップを拡充している背景には、場所を選ばず自由に仕事ができる「アクティビティベース・ベースド・ワーキング(ABW)」という考え方があるという。在宅勤務とオフィス勤務を使い分ける「ハイブリッドワーク」も、ABWの一種といえる。
ABWでは、さまざまな場所にいる同僚や仕事相手とのコミュニケーションにWeb会議が多用される。その効率を改善するには、「迅速さ(すぐに使えること)」「適応性(さまざまな環境に対応できるエコシステムの構築)」「互換性(既に構築されたオフィス/テレワーク環境との親和性)」を追い求める必要がある。
そこでMAXHUBブランドでは、大型ディスプレイに加えてWeb会議用デバイスを提供することで、ABW時代に見合った快適なコミュニケーションを提供しようとしている。
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