無線ディスプレイとしても使える12.6型Androidタブレット「Lenovo Tab P12 Pro」の実用性をチェックしたモバイルディスプレイの道(2/3 ページ)

» 2022年02月15日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

アプリによってワイヤレス表示を実現

 では本製品をWindows PCのサブディスプレイとして使うまでの手順を見ていこう。本製品は接続を有線ではなく、無線で行うことが特徴だ。一般的なモバイルディスプレイや、以前紹介した「Yoga Tab 13」のようにケーブルを接続する必要はないので、手軽かつレイアウトフリーだ。

 利用にあたっては、まずWindows用のクライアントアプリ「Lenovo Project Utility」をMicrosoft Storeからダウンロードし、接続先のWindows PCにインストールする。本製品側でも同名のアプリが必要になるが、これはプリインストール済みなので起動するだけでよい。

 本製品でアプリを起動すると、6桁のパスコードが表示されるので、Windows側で起動したアプリ上でこの6桁コードを入力することでペアリングが行われ、サブディスプレイとして表示されるようになる。ちなみに同一のWi-Fiネットワークに接続していなければ認識ができないので注意が必要だ。

Lenovo Tab P12 Pro まずWindows用のクライアントアプリ「Lenovo Project Utility」をMicrosoft Storeからインストールして起動する
Lenovo Tab P12 Pro 本製品側でもプリインストール済みのアプリ「Lenovo Project Utility」を立ち上げる
Lenovo Tab P12 Pro Windowsを検出すると、6桁のペアリングコードが表示される
Lenovo Tab P12 Pro Windows側でコードを入力して「ペアリングする」をクリック
Lenovo Tab P12 Pro 接続が完了。「デスクトップを拡張」をクリックすると画面が表示される
Lenovo Tab P12 Pro これは本製品側の表示。ちなみに「ペアリングの解除」というのは表示の切断ではなく、ペアリング情報そのものの削除を指す

 接続後は、一般的なサブディスプレイと全く同じように扱える。Windowsの右クリックで表示されるディスプレイ設定からは、拡大縮小率の設定や、解像度設定などが行える。ミラーリングなど拡張の両方に対応するのはもちろん、タブレットを縦向きにして縦長の表示をすることも可能だ。

 タブレットとしての使用中も、本製品はタッチ操作が有効になっており、Windowsの範囲選択などの操作が行える一方、画面を上から下へとドラッグすると通知領域が表示されるなど、Android側の操作も行える。明るさや音量の調整は、基本的にAndroid側で行うことになる。

 ちなみに接続を切断するには、Windows側でアプリ「Lenovo Project Utility」を閉じればよい。あるいはタブレットの側で、キーボード左上の三角キーを押しても構わないが、モバイルディスプレイ機能を使っている時はキーボードは外していることが多いはずなので、基本的にPC側で行った方がよいだろう。

 これらの場合もペアリングの情報は残ったままになるため、接続状態のまま本製品側の電源ボタンを押してスリープさせても、Windows側で「Lenovo Project Utility」を閉じない限り、ディスプレイとして認識されたままで、次に電源をオンすれば作業をすぐに再開できる。このような使い勝手の部分も優秀だ。

Lenovo Tab P12 Pro 14型のThinkPad X1 Carbon(2019)と並べたところ。見た目はモバイルディスプレイそのものだ
Lenovo Tab P12 Pro タブレットということで、斜め方向から見ても視野角は十分に広い
Lenovo Tab P12 Pro 背面。ケーブルレスゆえレイアウトフリーで、ノートPCと近接して置いてもコネクターが干渉することもない
Lenovo Tab P12 Pro 明るさ調整などはAndroidとしてのメニュー上で行う
Lenovo Tab P12 Pro タッチが機能するので、本製品側でWindowsの操作を行うこともできる

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