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IE11サポート終了の本当の問題って何だろうWindowsフロントライン(2/2 ページ)

» 2022年06月23日 12時00分 公開
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IE11終了が騒がれているのは日本だけ?

 実は本件をテーマにした記事を編集部に依頼されたとき、周囲が記事にしそうなネタでは面白くないと思い、海外のIE事情をずっと調べていた。ただ予想通りというか、歴史を振り返る話題こそあるものの、関連のトラブルやクレームなどについては全くといっていいほど見られない。

 例えば、Bloombergが「End of Internet Explorer Spells Trouble for Japan Businesses」のタイトルで日本の事情に触れている程度だ。中国を含む海外でのIEシェアは既に低く、特に欧州などではChromeが圧倒的シェアを持つ一方で、それをFirefoxとEdgeが追いかけており、IEはもはやチャートにすら出現していない(数字でいうと0.6%)。

 もともと、脱Microsoftの気風のあった地域ではあるが、これら地域にとってIEとは既に過去の存在なのだ。

IE 11 終了 欧州地域における過去1年間のデスクトップ向けブラウザシェアの推移(出典:StatCounter 欧州地域における過去1年間のデスクトップ向けブラウザシェアの推移(出典:StatCounter)

 StatCounterを基にしたデスクトップ向けブラウザシェアの推移については、1年前にIE11のサポート終了について触れた記事の中でも紹介している。その際、日本でのIEのシェアは「6.36%」だったのだが、約1年後の集計では下記のように「2.56%」と確かに下がっている。

 StatCounterはイントラネット向けのデータは正確に把握できていない可能性があるため、企業向けの実数としてはまだまだ高めの可能性があるが、サポート終了告知が一定程度の効果を生み出しているのかもしれない。

IE 11 終了 日本における過去1年間のデスクトップ向けブラウザシェアの推移(出典:StatCounter)

 前回の調査ではグラフがプロットされなかった韓国だが、IEのシェアは日本に次いで多いともいわれている。同国でのIEのシェアは「1.59%」であり、日本よりは低く、世界水準からはやや高いといった感じだ。いずれにせよ、IEのシェアはサポートが終了してもまだまだある程度は残るのではないかと予想している。

IE 11 終了 韓国における過去1年間のデスクトップ向けブラウザシェアの推移(出典:StatCounter) 韓国における過去1年間のデスクトップ向けブラウザシェアの推移(出典:StatCounter)
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