新たなモバイルPCの可能性を感じさせる「Zenbook 14X OLED Space Edition」を試す:宇宙で活躍した「レジェンド」を称えるスペシャルモデル(4/5 ページ)

» 2022年08月04日 11時00分 公開
[マルオマサト,ITmedia]

パワフルなパフォーマンスを実証

 ここからは、ベンチマークテストの結果を掲載する。MyASUSで設定できるモードは「パフォーマンス」で行っている。一部のテストについては、2021年モデルの「Vivobook Pro 14 OLED M3401QA」(Ryzen 9 5900HX搭載)をレビューした際のスコアを比較対象としても掲載した。

ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS テストに利用した環境
ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS ファンの動作モードは「パフォーマンスモード」を基本にテストした

 CINEBENCH R23のスコアは12342ptsだった。さすがにCore i9-12900Hのフルパフォーマンスとはいかないが、第12世代CoreプロセッサでもPBPが低いUシリーズやPシリーズのCPUでは届かないレベルのスコアはしっかりと出ている。ただ、ワンランク下のCore i7-12700Hでも出せるスコアでもあるので、Core i7-12700Hでもよかったのではないかという気はする。

ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS CINEBENCH R23のスコア比較

 PCMark 10の総合スコアは比較対象に対してわずかに見劣っているが、第11世代Core以降のタッチパネル搭載機はProductivity(オフィス作業)の特定の項目で不当に低いスコアが出ることがあり、それが原因だろう。Essentials(日常操作)やDigital Content Creation(コンテンツ制作)では順当に上回っている。

 アドビのクリエイティブツールを使ってコンテンツ制作を行うUL Procyon Benchmark Suitesでも健闘した。特にPhoto Editing(写真編集)では良いスコアをマークしており、外部GPUを持たないながらも、クラスを超えたパワフルなCPUを搭載しているアドバンテージが伺える。

ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS PCMark 10のスコア比較
ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS PCMark 10/Modern Office Battery Lifeのスコア。このテストのみMyASUSの設定でスタンダードモードで実施している
ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS 3DMarkのスコア比較
ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS FINAL FANTASY XIV:暁のフィナーレベンチマーク(1920×1080ピクセル、標準品質)のスコア比較
ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS UL Procyon Benchmark Suitesのスコア比較

放熱設計も優秀

 パワフルなCPUを搭載しているだけに動作音が気になるところだが、案外ノイジーな印象はない。さすがにパフォーマンスモードのピーク時の動作音は大きいが、負荷に敏感すぎるということもなく、ある程度空調機器の音がなどがある部屋であれば常用も現実的だろう。ウィスパーモードはもちろん、スタンダードモードでもかなり静音で使えるので、適宜切り替えて使うとよいだろう。

 発熱は、キーボードの一部やボディー左右の排気口付近は高温になるが、パームレストの発熱が抑えられているので、体感的にはそれほど熱いという感覚はない。放熱設計は総じて優秀だ。

ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS ファンの動作モード別の動作音。本体手前から約5cm離れたところで計測している
ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS ファンの動作モード別のCINEBENCH R23のCPUスコア
ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS UL Procyon Benchmark Suites/Photo Editing終了直前にFLIR ONEで撮影したサーモグラフィ(室温28度)。キーボードの奥側は高温になるが、パームレストの発熱はうまく抑えられている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. Anthropicが常時稼働するエージェント「Claude Duet」を発表/AMDとIntelが協業 PyTorchのx86 CPU最適化を「oneDNN」に一本化 (2026年10月25日)
  2. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  3. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  4. 定格1650Wの7.5万円電源&Noctuaファン採用の異常検知アダプターが登場! (2026年10月24日)
  5. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  6. エイサー、Ryzen 3/5を搭載したコンパクトデスクトップPC Amazon専売モデルも用意 (2026年10月23日)
  7. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  8. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  9. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  10. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー