パワフルなRyzen 7 6800Uと有機ELディスプレイは“極上” ASUSのモバイルPC「ZenBook S 13 OLED」を試す(2/4 ページ)

» 2022年08月04日 15時00分 公開
[今藤弘一ITmedia]

本体のポート類は“割り切り”も

 本体のポート類は、左側面にUSB 3.2 Gen 2 Type-C端子、右側面にUSB 3.2 Gen 2 Type-C端子×2とイヤフォン/マイクコンボ端子を備えている。USB端子は全てUSB PD(Power Delivery)による電源入力と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力に対応している。

 USB端子については、全てType-Cという“思い切った”仕様となっている。SDメモリーカードリーダの類いも用意されていない。ただし、本体にはUSB Type-C to Type-A変換ケーブルが1本付属しているので、USB Type-Aを用いる機器をつなぐ場合も一応は安心といえる。一方で、映像出力に関する変換ケーブル(アダプター)類は一切付属しないので、必要に応じて購入する必要がある。

 本体には65W出力の小型ACアダプターが付属する。このACアダプターはいわゆる「ダイレクトマウント式」で、本体を直接コンセントに差し込む方式となっているが、プラグ部分を取り換えることでさまざまな国/地域のプラグに対応できるユニバーサル仕様となっている。

 本体底面の左右手前にはスピーカーが配置されている。底面の奥には吸気口が、本体奥左側には排気口が用意されている。このような設計のためか、本体の奥左側は起動中にかなりの熱を持つ。わざわざ排気口に手を当てる人はいないだろうが、気を付けたい。

ZenBook S 13 OLED 左側面。USB Type-C端子の右側にあるのが排気口である
ZenBook S 13 OLED 右側面。電源ランプと充電ランプもある
ZenBook S 13 OLED 吸排気口がないこともあり、背面はスッキリしたイメージ
ZenBook S 13 OLED 本体底面には吸気口(上部にある横長のスリット)、排気口(右側にあるスリット)とスピーカーがある
ZenBook S 13 OLED 本体に付属するACアダプターは、プラグ部分とケーブル部分を着脱できる構造となっている。このアダプターで使うUSB Type-Cケーブルも付属する

かゆい所に手が届くユーティリティーアプリ「MyASUS」

 ASUSのノートPCには「MyASUS」というユーティリティーアプリがプリインストールされている。

 MyASUSを使うと、処理パフォーマンスの調整ができるようになっている。アプリを起動したら、左ペインにある「カスタマイゼーション」をクリックし、表示された画面左上にある「パワー&パフォーマンス」をクリックすると調整画面に遷移できる。

 AC電源につないでいる際にハイパフォーマンスで使いたい場合は、「ASUS インテリジェント パフォーマンス テクノロジー」で「パフォーマンスモード」に設定すればよい。

ZenBook S 13 OLED パフォーマンスの設定をする画面

 昨今増加傾向にある、テレワーク中のWeb会議において便利な機能もある。MyASUSの「オーディオ&ビジュアル」の項目を見てみると、「AIノイズキャンセリングマイク」と「AIノイズキャンセリングスピーカー」という項目が用意されている。文字通り、マイクとスピーカーのノイズキャンセリングを行えるのだ。

 マイクのノイズキャンセリングについては「ベーシック受信最適化」「シングルプレゼンター電話会議」「マルチプレゼンター電話会議」の3つのプリセットが用意されている。ほとんどのシーンはベーシック受信最適化でカバーできるが、PCの目の前で自分だけが参加する場合はシングルプレゼンター電話会議を、PCの周辺で複数人が参加する場合はマルチプレゼンター電話会議を選ぶとより効果を得やすくなるという。

 ただ、筆者が実際に試してみた限り、シングルプレゼンター電話会議設定にして伝えた音声は、少しだけこもって聞こえた。また、マルチプレゼンター電話会議設定は、用途が用途だけに周囲の音声を拾いやすくなるので、会議室以外では別の設定にした方が良いかもしれない。

ZenBook S 13 OLED ノイズキャンセルの設定

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