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» 2022年08月29日 12時00分 公開

15.6型で18mm切りのスリムボディーを実現! 在宅ワークから動画編集まで対応できる高コスパな「mouse X5-R5」を試す(1/3 ページ)

マウスコンピューターの「mouse X5-R5」は、従来モデル「mouse B5-R5」から薄型/軽量化を果たした15.6型のスリムノートPCだ。約1.43kgと持ち運びにも対応した新モデルをチェックした。

[マルオマサトITmedia]

 マウスコンピューターから登場した「mouse X5-R5」は、15.6型サイズの大画面を搭載した薄型軽量ノートPCだ。約1.43kg、厚さ17.9mm(突起部のぞく)とスリムなボディーに6コアのAMD Ryzen 5を搭載し、快適なパフォーマンスと長時間のバッテリー駆動時間、リーズナブルな価格を両立している。

 同社の直販サイトには2モデルのベースモデルが用意されており、それぞれBTOでカスタムしてオーダーできる。今回はハイスペックの上位モデル「mouse X5-R5 (プレミアムモデル) [Windows 11]」を評価機として入手したので、性能や使い勝手を検証しよう。

マウスコンピューター mouse X5-R5 マウスコンピューターの「mouse X5-R5」は、約1.43kgの薄型軽量ボディーに15.6型液晶ディスプレイ、6コアのRyzen Mobileを搭載した大画面モバイルノートPCだ

個性的なレッドカラー採用の天板とスリムボディー

 ボディーはレッドとブラックのツートーンカラーだ。天面カバーのレッドは目立つ色ではあるが、さりげなくラメの入った落ち着いた色味なので、一般的なオフィスで使ってもあまり違和感はないだろう。サラッとした手触りで、指紋も付きにくい表面仕上げも好印象だ。

 ボディーの素材にはマグネシウム合金を採用しており、質感、頑丈さも十分にある。あえてボディーの端の方だけを持ってみても、不安になるようなたわみなどは全く感じない。安心して持ち運ぶことができる。

 ほぼフラットな形状で、最厚部の高さは約17.9mm(突起部のぞく)とスリムだ。画面のベゼルを狭くしたナローベゼルデザインとはいえ、15.6型と大きな画面を搭載しているだけに、一般のモバイルノートPCより1〜2回り大きな「大判サイズ」となる。それだけに、薄さのインパクトが強い。

 公称の重量は約1.43kgと、持ち運びできる許容範囲内に収まっている。そして、公称バッテリー駆動時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)は、何と約22.5時間と長い。1泊2日の仕事でも、ACアダプター不要で使えるくらいの駆動時間を誇る。

マウスコンピューター mouse X5-R5 メタリックレッドの天板カバーがインパクト抜群だ。中央のチーズをモチーフにしたマウスコンピューターのシンボルは、立体的な凹凸があるものとなっている
マウスコンピューター mouse X5-R5 ボディーサイズは、約356.4(幅)×233.7(奥行き)×17.9(厚さ)mm、重量は約1.43gだ。底面の奥側に吸気口があり、手前側両端にステレオスピーカを内蔵する
マウスコンピューター mouse X5-R5 ACアダプターは65W仕様で、端子は独自形状だ。実測のサイズは約40(幅)×93(奥行き)×29(厚さ)mm、電源ケーブル込みの実測重量は232gと、従来モデルよりも小型になった
マウスコンピューター mouse X5-R5 バッテリーは約91Whと、一般的なノートPCの2倍近い容量を搭載している。公称駆動時間は約22.5時間と長い

コスパ重視派の強い味方「AMD Ryzen」を搭載

 PC性能の要となるCPUには、AMDのRyzen 5 5560Uを採用する。6コア12スレッド、最大周波数4GHzという仕様でモバイル向けとしては高いマルチスレッド性能を持ち、ビジネスシーンで快適に使えるのはもちろん、写真編集や映像編集などにも対応できる。

 さらに上を行くポテンシャルを持つIntelの第12世代Coreプロセッサ(開発コード名:Alder Lake)が登場したことで、その影に隠れがちではあるが、第12世代Core搭載製品は総じて高価だ。逆にコストパフォーマンスにおいては、Intelの1世代前の第11世代Core(同Tiger Lake)向けCPUを大きく上回るマルチスレッド性能と、高い電力効率を備えるAMD Ryzenの魅力は大きい。

 グラフィックス機能は、CPU内蔵のAMD Radeon Graphicsを利用する。メモリはDDR4-3200(PC4-25600)を採用し、容量は16GB(8GB×2)だ。ストレージはNVMe SSDを512GB装備している。いずれもBTOでカスタマイズ可能で、メモリは最大64GB(32GB×2)、ストレージは最大2TB×2まで内蔵可能だ。

 なお、ストレージとしてはSamsungのPCIe 4.0 x4対応高速SSD「PM9A1」も指定できるが、Ryzen MobileのストレージインタフェースはPCIe 3.0 x4までのため、PCIe 3.0 x4動作になる。

マウスコンピューター mouse X5-R5 CPUにはRyzen 5 5560U(2.3GHz〜4.0GHz)を搭載する。Zen 3アーキテクチャベースの6コア12スレッドモデルで、シングルスレッド性能、マルチスレッド性能ともに高水準のCPUだ
マウスコンピューター mouse X5-R5 グラフィックス機能は、CPU内蔵のAMD Radeon Graphicsを利用する。最新のIntelの内蔵GPUほどではないが、数年前の内蔵GPUよりは格段に性能が良い
マウスコンピューター mouse X5-R5 標準構成のストレージは、512GBのNVMe SSDだ。評価機ではADATAの「SX6000PNP」を搭載していた
マウスコンピューター mouse X5-R5 CrystalDiskMark(ひよひよ氏・作)のスコア。NVMe SSDとしては特に目立たないが、SATA SSDよりは格段に高速だ。BTOでは、より高性能なSSD(Samsung PM9A1、PCIe 3.0x4接続)も指定できる

 次に、インタフェース回りを見ていこう。

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