RGBライティングユニットについては、HDD内に用意されたRazerのユーティリティー「Razer Synapse」を導入することで、より細かく設定できる。RGBの項目にある「有効化」をクリックすると、Razer Synapseと設定を同期させることが可能だ。有効化するとRazer Synapseの「接続デバイス」に「SEAGATE GAMING」という項目が増えるので、そこをクリックして設定すればよい。
ここからは、ベンチマークテストでその実力を測っていこう。用意したノートPCはCPUがCore i7-12800H(Pコア6基/Eコア8基/14コア20スレッド、最大4.8GHz)、16GBのメモリを備えたもので、CrystalDiskMarkを使って計測した。
CrystalDiskInfoで情報を確かめたところ、先日試用したグローグーのHDDと同様、内蔵ドライブはSeagateの「ST2000LM007」だった。ST2000LM007は6Gbps対応のSATA HDDで、厚さは約7mm、回転速度は5400rpmだ。メーカーの公称値で毎秒140MBのシーケンシャルリード速度を持つ。CrystalDiskMarkでテストした結果も同様で、シーケンシャルリードが毎秒140MBと、性能通りのスコアだった。
今回試したSpider-Man Driveは、HDDとしての性能は申し分ないし、PCだけでなく家庭用ゲーム機でも利用できるところがうれしい。しかしSpider-Man Special Editionは3製品に分かれているので、どのキャラクターを選ぶのかはかなり悩ましい。
コアなファンであれば3製品全てを購入し、手元に置いてもよいのかもしれない。いずれにしてもゲームや書類データの保存用として十分に活用できる製品だ。
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