コスパ最高! メカニカルキーボードの入門に適したロジクール「SIGNATURE K855」を試す(3/5 ページ)

» 2022年10月21日 12時30分 公開
[瓜生聖,ITmedia]
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既存モデルとの違いは?

 K855のデザインは、同社の有線メカニカルキーボードのK835にかなり似ている。K835は同社のオンラインストア価格で8250円(税込み、以下同様)という安価なメカニカルキーボードだ。K835をワイヤレス化したものがK855、と捉える人も多いだろう。また、コンパクトなワイヤレスメカニカルキーボードといえば、同社のMX MECHANICAL MINIの名が挙がる。これらの先行2モデルとの比較を見ていくことにしよう。

ロジクール SIGNATURE K855 ワイヤレス メカニカル TKLキーボード テンキーレス 有線タイプの「K835 TKL メカニカル」。カラーは2色展開で、TTC製の赤軸とTTC製の青軸モデルが用意される。サイズは約355(幅)×127(奥行き)×36.3(高さ)mm、重量は約650gある
ロジクール SIGNATURE K855 ワイヤレス メカニカル TKLキーボード テンキーレス こちらは上位モデルとなる「MX MECHANICAL MINI」。カラーバリエーションは1つで、Kailh製の茶軸(タクタイルクワイエット)/青軸(クリッキー)/赤軸(リニア)から選べる

K835との違い

 K835との違いは、何と言っても3台まで登録可能なワイヤレス対応であることだ。接続先を切り替えるEasy-SwitchはF1〜F3キーに割り当てられているため、メディアキーのアサインにも変更が見られる。単純に3つ減らしたわけではなく、全体的に見直しが図られたようだ。

 これらはユーティリティーの「Logi Options+」から変更することもできるが、キートップの印字と機能が異なることを好まない人もいるだろう。具体的にはK835にあったHome Page(Browser)、タスクビュー、電卓、メディアプレイヤー、巻き戻し、早送り、メディアプレイヤー、ロックがなくなり、新たにディクテーション、絵文字、画面の切り取り、マイクのミュート/ミュート解除が追加されている。

ロジクール SIGNATURE K855 ワイヤレス メカニカル TKLキーボード テンキーレス K855のキーレイアウト。Windowsキーがスタート/optに変更されるなど、マルチOS対応が読み取れるキートップとなっている

 このような変更は最近のロジクールキーボードに共通して見られるものだが、利用シーンの変化を反映しているようで興味深い。例えば、昨今非常に利用が増えたものがビデオ会議だが、リモート会議が普及するまで、マイクのミュート機能に意識を向けた人は少なかったのではないだろうか。

 しかも、Microsoft TeamsやZoomなどのビデオ会議用アプリケーションがアクティブウィンドウになっておらず、アプリケーションに用意されているマイクミュートのショートカットがうまく働かないことも少なくない。

 加えて、Windowsではスピーカーに比べてマイクのミュートは操作が面倒で、OSレベルでのミュートは「PowerToys」などのツールなしではキー1発とはいかないのが現状だ。だが、K855だと何がアクティブウィンドウであってもF8キーを押せばマイクミュート/ミュート解除が可能だ。

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