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Alder Lakeより前の人は今すぐアップデートすべき! ASUSの高コスパマザーボードで20万円以下の“使えるPC”を組んで分かったこと節約するなら「マザーボード」?(2/3 ページ)

» 2023年01月18日 17時00分 公開
[迎悟ITmedia]
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Wi-Fi 6Eモジュールも内蔵(日本では6GHz帯非対応)

 加えて、製品名にもある通り、PRIME Z790-A WIFI-CSMはWi-Fi(無線LAN)/Bluetoothモジュールも標準搭載している。Wi-Fiは2.4GHz帯や5GHz帯に加えて6GHz帯も利用する「Wi-Fi 6E」にも対応しているが、日本では6GHz帯の通信は利用できない。Bluetoothは「Bluetooth 5.3」に対応しているが、実際の対応バージョンはOSとデバイスドライバーによって変わる場合がある。アンテナは外付け式で、I/Oパネルにアンテナ端子が用意されている。

 「Wi-Fi 6Eが使えないのはどうにかならないの?」と思うかもしれない。本製品は「Intel AX211」の通常タイプ(AX211NGW)を内蔵しているのだが、日本における認証情報がモジュール本体にも印字(貼付)されている場合、デバイスドライバーやUEFI(BIOS)の更新だけでは対応できない(参考記事)。

 ASUS JAPANは本製品の6GHz帯への対応について「本国の電波法に基づく規制により、今後本製品が6GHz帯に対応することを保証するものではございません」としているが、何らかの形で対応を期待したい所である。

Wi-Fi PRIME Z790-A WIFI-CSMにはIntel AX211が内蔵されており、写真の外付けアンテナをつなげることでWi-FiとBluetoothを利用できる。ただし、日本では6GHz帯のWi-Fiは利用できない(画像:ASUS)

ポート類も多数装備

 PRIME Z790-A WIFI-CSMはポート類も充実している。後面I/Oはパネル一体型で、以下のポートを備えている。

  • DisplayPort出力端子
  • HDMI出力端子
  • USB 3.2 Gen 1(USB 3.0) Standard-A端子×4
  • USB 3.2 Gen 2(USB 3.1) Standard-A端子×2
  • USB 3.2 Gen 2(USB 3.1) Type-C端子×1
  • USB 3.2 Gen 2x2 Type-C端子×1
  • 有線LAN(2.5GBASE-T)端子×1
  • マイク入力端子
  • 音声出力端子
  • 音声入力端子

 他にも、ケース備え付けのポート類に利用できる以下のヘッダーも備えている。

  • USB 3.2 Gen 2(USB 3.1) Type-Cヘッダー×1
  • USB 3.2 Gen 1(USB 3.0) ヘッダー×4
  • USB 2.0ヘッダー×2
  • Thunderbolt 4(USB4)ヘッダー×1(※2)

(※2)別売の「ASUSアドオンカード」を用意する必要がある

 別売のアドオンカードが必要なものの、Thunderbolt 4も利用可能なのは心強い。これだけのポート類を備えていれば、多くの用途で困ることはないだろう。

ポート 後面のI/Oポートはバックパネル付きとなっている
拡張カード 別売のASUSアドオンカード(ThunderboltEX 4)を用意すれば、Thunderbolt 4端子×2を増設できる。ただし、マザーボード上のPCI Express 4.0x4スロットを1つ占有することになる(画像:Amazon)

 フルサイズのPCI Expressスロットは、以下の通り備えている。

  • PCI Express 5.0 x16スロット×1
  • PCI Express 4.0 x16スロット×1(※3)
  • PCI Express 4.0 x4スロット×1
  • PCI Express 3.0 x1スロット×2

(※3)信号線は4レーン分のみ

 グラフィックスカードを装着する想定のPCI Express 5.0 x16スロットには、「SafeSlot(セーフスロット)」という物理的な補強を施した上で、カードの着脱を簡単に行える「PCIe Slot Q-Release」という仕組みが導入されている。

 一般的なPCI Express x16スロットは、安易なカードの脱落を防ぐためのロック機構を備えている。しかし、巨大化が著しい近年のグラフィックスカードを一度装着するとロック機構に指が届かず、カードをなかなか外せないなんていうことも珍しくない。「指が届かないなら」と定規やペンなどを使ってロックを外そう……とするのだが、それでもうまく行かないことも多い。その結果、ロック機構自体を“破壊”してしまうこともある。

 PCIe Slot Q-Releaseはこのような問題を解消する仕組みで、グラフィックスカードに重ならない場所でカードのロックを解除できる。メンテナンスなどでグラフィックスカードを着脱する機会が多い人もこれで安心だ。

PCIeバス PCI Expressスロットは5本用意されている。重量級グラフィックスカードの搭載を想定したPCI Express 5.0 x16スロットには補強が施されている他、カードのロックを解除しやすくする「PCIe Slot Q-Release」が用意されている

 先述の通り、PRIME Z790-A WIFI-CSMの税込み実売価格は5万円台前半と、Intel Z790チップセットを搭載するマザーボードとしては手頃である。その割に、機能面でも充実しているので「予算は限られるものの、第13世代Coreプロセッサの性能をしっかりと引き出せるPCを組みたい」という人にはピッタリな選択肢の1つといえる。

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