プロナビ

直販価格4万9800円でどこまで行ける? aiwaデジタルのWindowsタブレット「JA2-TBW1001-D」の価値を探る(3/3 ページ)

» 2023年01月23日 18時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
前のページへ 1|2|3       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

スペック的には「必要最小限」

 JA2-TBW1001-Dは税込みで4万9800円と、Windows 11 Proを搭載するタブレットPCとしては手頃な部類に入る。では、そのスペックはどうなのだろうか。

 CPUはCeleron N4020(1.1GHz〜2.8GHz/2コア2スレッド)、メモリは4GB、ストレージは64GBと、本当に“必要最小限”のスペックとなっている。ある意味で「GIGAスクール構想」の学習用端末としての採用も視野に入れた機種であるような気もする。

 「こんなにスペックが低くて大丈夫なの?」と思う人もいるかもしれない。確かに、基本的には何をやっても動作が重たいのだが、Webサーフィンや動画視聴程度であればアプリが起動さえすれば、思いのほかサクサク動く。Microsoft Office(Microsoft 365)は時間の都合でWeb版しか試せていないが、こちらも思った以上にサクサク動く。ただし、大きなデータの取り扱いは結構厳しいものがある。

 Webサーフィンや軽いOfficeファイルの作成/編集、動画視聴以外の用途で使うのは厳しい。

CPU-Z 「CPU-Z」でCPUの情報を確認した画面。TDP(熱設計電力)は6Wとされており、かなりの省エネCPUなのだが、何か操作する度にCPU使用率が100%に貼り付いてしまい、メモリ容量の少なさも相まって用途は非常に限られる印象である

 試しに「CINEBENCH R23」と「ドラゴンクエストX ベンチマーク」を実行してみたのだが、CINEBENCH R23はマルチコアが221ポイント、シングルコアが138ポイント、ドラゴンクエストX ベンチマークは「低品質/1280×720ピクセル/フルスクリーン」設定でも1125ポイント(重い)評価だった。

 Webサーフィンや軽いOfficeファイルの作成/編集、動画視聴以外の用途で使うのは難しいことが、改めてよく分かった。

CINEBENCH R23の結果 CINEBENCH R23は、結果が出るまで2時間近くかかってしまった
ドラクエベンチ ドラゴンクエストX ベンチマークの結果はご覧の通り。もう少し厳しいスコアになると思っていたのだが、むしろ健闘しているといってもよいかもしれない。なお、解像度を「800×600ピクセル」に下げるとスコアは2074ポイント(やや重い)になる

最大のメリットは「国内保証」「国内サポート」があること

 JA2-TBW1001-Dは最大解像度が1920×1280ピクセルの10.5型IPS液晶を搭載しつつも、税込み4万9800円という手頃な価格を実現したタブレットタイプの2in1 PCである。「Windowsでないと利用できないアプリがある」「性能よりも持ち運びやすさを優先したい」という人にとっては、有力な選択肢の1つにはなる。

 しかし、ディスプレイを頑張ったせいもあってか、他の基本スペックは抑えられている。Webサーフィンや動画視聴程度ならあまり問題にならないものの、これらを主用途に据えるのであれば、同価格帯のAndroidタブレットの方が高い満足感を得られるだろうとも思う。

iPad miniと 8.3型ディスプレイを備える「iPad mini」と重ねてみる。iPad miniの税込み直販価格は7万8800円からなので、3万円弱で安い価格で「より大画面」「Windowsアプリが動く」という点にメリットを見いだすことはできる

 同種の2in1 PCであれば、Amazonなどで中国メーカー製のものを探せばもっと安く手に入ることもある。しかし、そのようなモデルは国内におけるサポート体制や、国内での利用に必要な公的認証について“怪しい”ものも少なくない。

 その点、JA2-TBW1001-DはJENESISによるサポートをしっかりと受けられる。平日であればチャットサポートや電話サポートも用意されている。加えて、法人向けの販売であればダイワボウ情報システム(DIS)がパートナーとなっているので、まとまった台数の調達もしやすそうである。

 ただ、Windowsタブレットにもう少し予算を掛けられるのであれば、2万円弱をプラスすれば日本マイクロソフトの「Surface Go 3」も購入できる。少しでも安い価格を取るか、多少予算オーバーでもそれなりの性能を取るか、悩ましい選択になりそうだ。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  3. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  4. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  5. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  6. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  7. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
  8. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  9. 出張や通勤で荷物が増えても安心な「ミレー ビジネスリュック EXP NX 20+」が27%オフの1万3865円に (2026年03月10日)
  10. 「iPhone 17e」実機レビュー! 9万9800円で256GB&MagSafe対応 ベーシックモデルの魅力と割り切り (2026年03月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年