OSDメニューは、本体右側面のジョグダイヤルおよび決定ボタンで行う。ボタンの突起があまりなく、指先で位置を把握しにくいが、操作性そのものは悪くない。メニューを表示しない状態でジョグダイヤルを上に倒せば明るさ調整、下に倒せば音量調整と、利用頻度が高い2項目はそれぞれショートカットも用意されている。
以上ざっと見てきたが、前回の15.6型モデルと同じく、突出した機能はないものの大きな欠点も見当たらない。縦置きに対応しなかったり、添付カバーの使い方が不明瞭だったりと、首をひねるポイントはままあるが、製品そのものは堅実なイメージだ。
こうした製品は得てして「価格次第」という評価になりがちだが、決して安物買いの銭失いというレベルではないので、そこは安心してよいだろう。本稿執筆時点で同社の直販サイトでは3万2780円(税込み、以下同様)というプライスがついている(会員限定の2年保証付き)。
一方で、Amazonのセールなどでは2万円を切るところまで安くなっている場合もある他、ふるさと納税の返礼品になっている。そういったタイミング次第で候補に上がってくる製品とも言えそうだ。
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