インテルは2月21日、東京都内でパートナー企業向けのイベント「vProプラットフォーム Limited Showcase」を開催した。その名の通り、企業向けの管理/セキュリティ機能である「Intel vProプラットフォーム」のメリットを紹介するためのイベントで、同社としてvPro対応ノートPCを一堂に集めた催しは初めてだという。
開催に合わせて、一部の報道関係者を対象にイベントの内覧会が開催されたので、その模様をお伝えする。
働き方改革と直近数年の「コロナ禍」によって、テレワークは一気に広まった。自宅やサテライトオフィス/シェアオフィスでの勤務を認める企業も増え、オフィス勤務と組み合わせる「ハイブリッドワーク」も広まりつつある。この動きが進むにつれて、業務負担が増大しているのが情報システム部門の従事者(いわゆる「情シス」)だ。
インテル マーケティング本部の上野晶子本部長は、情シスはDX(デジタルトランスフォーメーション)やサイバー攻撃への対処といった企業/団体の全体にかかる課題に集中して取り組むべきだと語る。しかし、テレワークやハイブリッドワークの動きが急速に進み、従業員の端末(PC)の使い方に大きな変化が生じたことで、「デジタル環境の整備」に忙殺されるようになってしまい、本来やるべきことに時間を割けないという課題意識を持つようになったという。
それなら管理にかける手間や時間を減らすことで、本来やるべきことに取り組む時間を確保するというアプローチも考えられる。
インテルは、地球上のあらゆる人々の生活を豊かにすることをパーパス(存在意義)として掲げている。情シスが抱える問題を技術的な観点から解決する端緒の1つが、今回のイベントの主役であるIntel vProプラットフォームなのだという。
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