日本エイサーの「16PM1QAbmiuuzx」はマウスやUSBメモリも接続できる異色の15.6型モバイルディスプレイだったモバイルディスプレイの道(3/3 ページ)

» 2023年05月10日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
前のページへ 1|2|3       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

マウスやUSBメモリもつなげられるUSBハブ機能 OSDも扱いやすい

 一方、機能面で注目したいのが、左側面のmicroUSBポートを用いたUSBハブ機能だ。このポートに付属の変換ケーブルをつなぐことで、本製品がPCから見てUSBハブという扱いになり、そこにUSBデバイスを接続して利用できるのだ。

 1ポートだけとはいえ、本製品を手元に配置していて奥のノートPCに手が届きにくい場合など、手元で抜き差しができて重宝することもあるだろう。過去に紹介した製品では恵安「GDP133FQ-E」などにも見られた機能だが、付加価値としては面白い。

15.6型 モバイルディスプレイ 16PM1QAbmiuuzx AOPEN 日本エイサー Acer USBハブ microUSBポートには手持ちのUSBデバイスを接続できる。試しにマウスとUSBメモリをつないでみたが、問題なくノートPC側で認識され利用できた

 最後にOSDメニューについても見ていこう。OSDメニューは、本体左側面にある4つのボタンで操作する。上下キーで項目を選択して決定キーで選択し、さらに電源ボタンで1つ戻るなど、ボタンの割り当てには無理がない。

 これに加えて、メインメニューを表示させずに明るさと音量を直接調整できるショートカットも備えるなど、操作性は良好だ。OSDメニューの表示位置がボタンの真横なので視認性も高い。

15.6型 モバイルディスプレイ 16PM1QAbmiuuzx AOPEN 日本エイサー Acer USBハブ 本体の左側面にある4つのボタンでOSDメニューを操作する。1つだけ離れている最下段のボタンは、電源ボタンと兼用だ
15.6型 モバイルディスプレイ 16PM1QAbmiuuzx AOPEN 日本エイサー Acer USBハブ OSDメニューは画面左下に表示される。フォントは多少違和感はあるが内容はおおむね一般的だ
15.6型 モバイルディスプレイ 16PM1QAbmiuuzx AOPEN 日本エイサー Acer USBハブ メニューを表示せずに一番上のボタンを押すと、明るさの調整が行える
15.6型 モバイルディスプレイ 16PM1QAbmiuuzx AOPEN 日本エイサー Acer USBハブ メニューを表示せずに下から2番目のボタンを押すと、音量の調整が行える

価格はリーズナブル! 特有のクセは事前に把握しておこう

 以上のように一通りの機能がそろっており、USBデバイスを接続できる付加価値もあるが、USB Type-Cケーブル1本での駆動にやや不安が残る。現行のモバイルディスプレイにとってUSB Type-Cケーブル1本での利用は欠くことのできない機能であり、その確実性が低いのはどうしても気になる。

 特に本製品の場合、スタンド一体型カバーが付属することからも分かるように、持ち歩いての利用を主目的としており、ディスプレイアームに固定して使うためのVESAマウントにも非対応なので、用途と実際の挙動のちぐはぐさは強く感じられる。

 もっとも、本製品は発売直後である現時点で実売価格が2万2800円前後と、15.6型のモバイルディスプレイとしてはリーズナブルで、さらに3年保証(パネルとバックライトは1年)まで付属している。今回見てきたような特徴をきちんと把握し、自力でリカバリーできるようならば、コスパも高く、フィットする環境および使い方はありそうだ。

15.6型 モバイルディスプレイ 16PM1QAbmiuuzx AOPEN 日本エイサー Acer USBハブ ベゼル幅は左右および上ともに6mmとスリムだ
前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  3. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  4. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  5. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  6. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  7. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  8. 夜間もフルカラーで鮮明に記録できる「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ 5MP」が15%オフの7674円に (2026年06月10日)
  9. LGが4K有機EL TVの2026年モデルを発表 映像プロセッサを刷新し120Hz以上の高速表示にも対応 (2026年06月09日)
  10. 高騰中のSSD、品薄のHDD──けれど“最終処分”のニーズは変わらず (2026年06月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー