本機には、画面カバーを兼ねるデタッチャブルキーボードが標準で付属する。本体との接続は、Bluetoothではなく物理接点によって行う。
かなり強力なマグネットが搭載されており、本体に近づければ自然と合体するため、使い始めに手間取ることはないだろう。また、装着すれば自動的に認識される。
キーピッチは実測で横が19mm、縦が18mmで、キーストロークは1.5mmある。キーキャップにわずかにつけられたくぼみのおかげで、指を置きやすくなっている。スイッチの感触も絶妙に調整されており、タイピングの感触はとても良い。
ゲーミングPCらしく、複数キーの同時押しを正確に認識できる「Nキーロールオーバー」にも対応する。きゃしゃに見えるが、安定感は十分にある。奥側をあえて強く押し込めば多少はたわむものの、剛性はしっかりあり、気兼ねなくタイピング、コマンド入力に専念できる。なお、開発段階では2000万回の入力テストをクリアしているという。
画面サイズは13.4型で、アスペクト比は16:10だ。最大解像度は2560×1600ピクセル(WQXGA)で、タッチパネルを搭載し、表面ガラスとして頑丈なCorning Gorilla Glass DXCを採用している。
光沢仕上げのガラスは輝度が低いと映り込みが気になりやすいが、本製品は最大輝度500ニトと明るいため、オフィスの照明程度ならば気になることはないだろう。
また、コントラスト比1000:1、リフレッシュレート165Hz、色域はDCI-P3のカバー率は100%と高性能で色再現性にも優れるスペックが公開されており、カラーサイエンス大手のPANTONE認証も取得している。
それでは、気になるベンチマークテストの結果を見ていこう。
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