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Windows 11の現状と2023年登場がうわさされるWindows 12の考察Windowsフロントライン(3/3 ページ)

» 2023年08月04日 06時00分 公開
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フォルダブルデバイスの終わり

 Microsoftの「Surface Duo 2」はようやく日本でもリリースされたが、本国ではリリースから半年ほどでローエンドのモデルが当初の販売価格の1499ドルから999ドルまで値下げされて話題になるなど、非常に厳しいセールス状況がうたわれている。

 同分野で先行するSamsung Electronicsの他、Googleも「Pixel Fold」でこの分野へと参入するなど、フラッグシップ機の方向性を見失いつつあるスマートフォン業界における、救世主的な存在となりつつあるフォルダブルデバイスだが、Microsoftは残念ながらこの波に乗れなかったようだ。

 筆者の見立てでは、せっかく他の競合製品にあるような「折りたたみ機構を備えた有機ELパネル」を採用しなかったにもかかわらず、部品原価や製造コストがたいして下げられなかったこと、そして対応アプリケーションを含む提案力が足らず、結果としてユーザーの満足度を向上できなかったことが敗因とみている。

5.8型有機ELディスプレイを2枚搭載した「Surface Duo 2」 5.8型有機ELディスプレイを2枚搭載した「Surface Duo 2」

 既に何度かうわさされているが、Microsoftは「Surface Duo 3」の計画を中止しており、後継デバイスが出る見込みは薄いとみられている。前出のボーデン氏によれば、自身の情報源として「Surface Duo 3はキャンセルしたが、“別の”シリーズとしてフォルダブルデバイスのリブートを考えていること」「今後Surface Duo 2は新しいAndroid OSを入手することはないものの、セキュリティパッチ自体は2024年10月まで受けられること」の2点に触れている。

 いずれにせよ、「Surface Neo」のみならず、Surface Duoもまた花開くことなくMicrosoftの過去の製品リストに埋もれていく形になるのかもしれない。

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